■「邪気や不運を退ける力を持つ」
「昨年12月15日、大谷選手がインスタに投稿した一枚の写真が一部で話題になったことがありました。それは、大谷選手が映るテレビの画面を背景に愛犬・デコピンがお座りしている写真です。一見、普通の写真のように見えますが、テレビの横には松ぼっくりが一つ置かれており、“男の独り暮らしらしからぬインテリア”“恋人がいるのでは”と指摘されたのです。すでに真美子さんと婚約していた時期ですから、彼女が選んだアイテムだったのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
実は松ぼっくりには、驚くべきパワーがあるという。都内でヒーリングサロン「クリスタルローズ」を運営するスピリチュアルカウンセラーの小和田千絵さんは言う。
「古代より松ぼっくりは、『開運とスピリチュアルな効果を獲得する』意味で使われています。日本的には『松』は真冬でも葉を茂らせることから『長寿と健康』を表す縁起のよい木。松ぼっくりは、種をたくさん持つことから『子孫繁栄』の象徴です。西洋的には、豊穣と復活、不死のシンボルで、幸運を運んでくるという言い伝えがあり、人生の幸運と美の象徴でもあります。
また、『松』は神が宿る、神が降りる木であるともいわれ、邪気や不運を退ける力を持つ松ぼっくりは、家の玄関や部屋に置くだけで効果が期待できるとされています。西洋では松ぼっくりには妖精キャデルコンが宿っていて邪悪な存在を妖精界に通さない門番の役目をしているともいわれています」
昨年9月、大谷は右肘のケガで2度目の手術を受けたものの、今季のオープン戦初試合ではホームランを放つなど、奇跡的な回復を遂げた。日々のリハビリに加え、この松ぼっくりにも、福を呼ぶ効果があったのかもしれない。
「今回の韓国行きに関しても、夫婦で話し合いを進めるうちに、真美子さんに“私も同行して翔平さんを守らないと”といった意識が生じたのではないでしょうか」(前出・在米ジャーナリスト)
世界のスターと結婚した真美子さんにとって、それが初めての“妻の覚悟”だったのかもしれない。開幕戦勝利、そして世界一に向けて、さっそく大谷はチーム内の結束を深めるべく動いていた――。
「最近、チーム内ではやっている塁上で両手と腰を振る新パフォーマンスは大谷選手の発案です。これは1日に急逝した漫画家・鳥山明さんを悼んで『ドラゴンボールポーズ』と命名されました。今季は投手として活躍できない分、別の面でチームに貢献しようと考えているのかもしれません。
実は真美子さんも、日本代表選手候補時代、『ドラゴンボール』のポーズをチームで取り入れていました」(前出・スポーツ紙記者)
メジャーリーグ評論家の福島良一氏は言う。
「世界で活躍するアスリートにとって『ドラゴンボール』は共通語のようです。欧米や中南米出身の選手にもファンが多くて、『チームに溶け込むのにとても役立った』と大谷選手は言っていました。なんでも日本ハム時代から、大谷選手が打って、一塁ベースを駆け抜けた後に、両手を広げるポーズが『Dr.スランプ』のアラレちゃんに似ているというので、“アラレちゃん走り”と呼ばれて、ファンの間で親しまれていたそうです。大谷選手の活躍は『ドラゴンボール』のように、世界中の子供たちを楽しませてくれるはずです」
16日、大谷は会見で妻を開幕戦に連れてきたことについて、「いい思い出になるんじゃないかと思います」と笑顔で語っていた。“福を招く妻”とともにチームを盛り上げ“天下一”へと駆け上がる!