「現役時代、チームメートといるときの真美子さん(27)はもっぱらボケ担当でした。天然な発言やおちゃめな行動で場を和ませていましたね」(真美子さんの知人)
4月17日のナショナルズ戦で3安打を放ち、今季3度目の猛打賞を記録した大谷翔平(29)。好調の大谷を支えているのが妻の真美子さんだ。前出の真美子さんの知人によると、彼女の周囲では常に笑いが絶えなかったそうだ。
「学生時代から、カラオケではタンバリンやマラカスで場を盛り上げ、写真を撮るときは変顔をしてみんなを笑わせるなど、サービス精神が旺盛でした」
そんな真美子さんには“心の師匠”がいるという。
「真美子さんは実はお笑い好きで、芸人だと渡辺直美さん(36)とチョコレートプラネットがお気に入りなのです。特に渡辺直美さんがビヨンセのモノマネをするダンス動画を見たときは、おなかを抱えて笑い転げていました。渡辺直美さんのように表情や動きで笑いを取るネタが彼女のツボで、ひそかに参考にしているのかもしれません。実際、彼女は過去に仲のよいチームメートと一緒に、キレキレの動きで踊る動画を撮っていましたからね(笑)」(前出・真美子さんの知人)
変顔や動きで多くの人を笑わせることにかけては、大谷も負けていない。
「大谷選手の変顔はわかりやすく表情が崩れて、プレー中の真剣な顔とのギャップがすごいので、海外でも大ウケなんですよね。3月の韓国での試合で、観戦に来た真美子さんの姿を見つけた際、ベンチで目を見開き、口を曲げてみせた変顔もチャーミングで話題となりました。
最近ではヒットを打ったあとに披露する、両腕と片足を上げる“キケポーズ”をあえて真顔でやっているのも現地でウケています。大谷選手はブラックジョークも得意だし、英語でのトークの返しもうまいと評判なんです。彼の笑いのセンスが、海外のノリに合っているのでしょう」(スポーツ紙記者)
野球だけでなく、ユーモアセンスも一流の大谷。プライベートではお笑い芸人との交流が多いことで知られている。
「大谷選手が仲のいい芸人さんはハライチの澤部(佑)さん、麒麟の田村(裕)さん、サバンナの八木(真澄)さんなど、コンビのツッコミ担当ばかりなんです。ツッコミは場の空気を読んで、聞き手となってボケの人を引き立てられる『縁の下の力持ち』タイプの人が多いといわれています。大谷選手もツッコミの彼らといると自由にボケられるので、場も盛り上がって、彼自身も自然体で楽しめるのかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)
周りの人を笑顔にするのが好きという共通点を持つ大谷夫妻。だが、真美子さんは大谷と一緒にいるときは、ボケからツッコミに“キャラ変”しているという。
「韓国の空港での映像で、おどけた動きをした大谷選手に対し、真美子さんが肘で小突いてツッコミを入れ、2人で顔を見合わせて笑う場面がありました。真美子さんは大谷選手と一緒にいるときは、彼がボケるのが好きなのをわかっていて、自分がツッコミ役に回って気持ちを盛り上げてあげるようにしているのだと思います。友人といるときのボケ担当とは違ったキャラクターで大谷選手を支える彼女の姿を見て、大きな愛情を感じました」(前出・真美子さんの知人)
“水原ショック”で意気消沈する大谷を救ったのは、真美子さんとの愛のある“夫婦漫才”だった。