真美子さん ブランドもの持たず、おしゃれにもこだわらない…アメリカでも絶賛された「母譲りの謙虚さ」
画像を見る 好感度がさらに上がった真美子氏の振る舞い(写真:ジョン・スーフー氏《@jon.soohoo》のInstagramより)

 

■実母の背中を見て、飾らず謙虚に――

 

ただ、彼女には語学力を上回る“特技”があるという。

 

「彼女はチームプレーで培った、社交力とコミュニケーション力がとても高い方です。元来、明るい性格なので、選手の奥さんたちの輪にすぐなじんでいました。彼女は最近、ジョー・ケリー選手の妻・アシュリーさんとも会話したそうです。ケリー選手といえば、大谷選手に背番号17を譲った相手。後押ししたアシュリー夫人に大谷選手がポルシェを贈った逸話もありました。そのケリー選手が7日に負傷者リストに入ったため彼女は心配して連絡をしたと聞いています」(前出・知人)

 

夫人会のメンバーのなかでは、真美子さんはジェニファー夫人とさらに仲よくなるはずだと前出の友成さんはみている。

 

「夫同士の仲のよさに加えて、テオスカー・ヘルナンデス選手夫妻はドミニカの出身で、公用語はスペイン語。メジャーでは英語が公用語ではない選手同士がよく話している場面があります。夫人会でも同じなのかもしれません」

 

真美子さんが夫人会で堂々としていたのは大谷の影響力だけではなく、アスリート時代の経験が生きていることも大きいようだ。

 

「バスケットボール選手として世界大会で活躍した経験は役立っているはず。度胸がつきますから。一方で、日本人が美徳とする控えめさも見受けられます。大谷選手が取材を受けるときに、邪魔にならないようにサッと後ろに下がる謙虚な姿は、米国でも称賛されていました」(前出・友成さん)

 

真美子さんは大きなダイヤの指輪が話題になった半面、ネイルはかなりナチュラルだった。彼女の別の知人はこう語る。

 

「以前から過度なおしゃれは抑えています。幼少期から身長が高く目立っていたのがイヤだったようで、髪形もファッションも目立たないシンプルなものを好んでいました。“身の丈に合った格好”がポリシーで、メークもオールインワンのアイテムが大好き。無駄遣いしないタイプなんです」

 

彼女の信念には、実母の影響も大きいという。

 

「お母さまが贅沢をしない人で、ブランドものをほとんど持たず、ネイルや髪のおしゃれにもこだわらない方だとか。カラーリングもほとんどせず、白髪染めで初めて髪を染めたらしいです。そんなお母さまの背中を見てきた彼女は“心もすっぴん”にして飾らず、謙虚さを忘れないことを心がけているそうです」

 

華々しいドジャース夫人会だが、厳しい現実も見え隠れする。

 

「夫人会写真のいちばん右端の女性・マリアさんの夫であるナビル・クリスマット選手は3月末のメジャー昇格後、たった1日で“戦力外通告”を受けています。メジャー出場選手の40人枠を巡る熾烈な争いを経て、1カ月後にマイナーから復活して戻ってきました。

 

また、ライアン・ヤーブロー選手は昨年5月、打球が顔面を直撃し、右目周辺を負傷。ニコル夫人の献身的なサポートもあり、幸いにも2カ月後に復帰できましたが、一歩間違えれば選手生命が終わっていました。笑顔を見せる夫人会のメンバーですが、常に危機と背中合わせの闘いの日々なのです」

 

真美子さんは動じることなく、実母直伝の“すっぴん社交術”で最強夫人会を乗り切る――。

 

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