■有名スポーツ選手が強盗に狙われる理由
6月12日に配信された『週刊現代』の記事は、大谷が日本テレビとフジテレビを“出禁処分”にしたと報じている。
「両局は、“行きすぎた取材をした”として、ドジャースからの『取材パス』を凍結されてしまったそうです。今回のトラブルを両局とも否定してはいません」(スポーツ紙記者)
大谷の新居が判明したのは5月22日(現地時間)のこと。地元の『ロサンゼルス・タイムズ』紙が第一報を伝え、大谷が785万ドル(約12億3千万円)で購入した豪邸は世界中の関心事となった。
「大谷選手はかねてLAで強盗事件が頻発していることを懸念していたといいます。ドジャースの選手たちも昨年、被害にあっていますから、真美子さんに被害が及ぶリスクをできる限り軽減させたかったのだと思います」(前出・在米ジャーナリスト)
真美子さんにとって、新居の防犯対策は新婚生活“最大の悩み”となったようなのだ。前出のスポーツ紙記者は続ける。
「昨年7月はフレディ・フリーマン選手、翌8月はマックス・マンシー選手、そして10月はエバン・フィリップス投手が留守中の自宅で窃盗の被害にあっています。
マンシー選手は本拠地ドジャー・スタジアムから車で帰宅する最中に自宅の警報装置が作動。設置された防犯カメラの映像には2人組の犯人が映し出されていたものの、警察の到着は逃亡後だったといいます。
フィリップス投手は約1万ドル(約157万円)相当の貴金属が盗まれました。そのなかには、結婚記念のアクセサリーがあり、夫人は大きなショックを受けたそうです。3選手の自宅を襲った犯人は現在も捕まっていません」
昨年8月、ミゲル・ロハス選手も試合後、家族とダウンタウンで食事している間に、愛車の窓ガラスを割られる窃盗被害に――。
「スポーツ選手は試合のスケジュールが明白で、ターゲットにされやすい傾向があります。 メジャーの他球団のスター選手にも窃盗被害は見られますが、特にドジャースには高年俸の選手が多いので、なおさら狙われるのでしょう。メジャーは1シーズンが長く、そのうち半分は遠征で選手が自宅にいないことも多いです。特にLAはほかの米国の主要都市のなかでも窃盗リスクが高いことは間違いありません」(前出・福島さん)