レイカーズの試合を観戦する大谷と真美子さん(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ) 画像を見る

12月17日(現地時間)、MLB「2024年トップ100プレー」の第1位に、ドジャース・大谷翔平選手(30)が「50(本塁打)―50(盗塁)」を成し遂げたマイアミ・マーリンズ戦(9月19日)が選ばれた。

 

「歴史的なこの日、大谷選手は3本塁打を含む6打数6安打、10打点、2盗塁と超人級の大活躍でした。大谷選手が改めて“世界一”の野球選手であることが証明されましたね」(スポーツ紙記者)

 

本来であれば、シーズンオフは真美子さん(28)との新婚生活を謳歌できたはずなのだが、11月の左肩手術の影響で年末年始はロスで過ごすことになるという。

 

「基本的にはロスでリハビリ最優先の生活を送っています。クリスマス休暇前までは数々のCMを撮影しているそうです。新年は1月10日前後から、新シーズンに向け、新たなトレーニングメニューが始まるようです。ただ、ロスでのトレーニング始動前に“恒例の場所”へ、2泊3日の予定で出かけると聞いています」(在米ジャーナリスト)

 

“恒例の場所”とは、ロスから飛行機で3時間ほどのシアトルにある、世界最先端の科学的トレーニング施設「ドライブライン・ベースボール(以下、ドライブライン)」のことだった。

 

『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2024』の著者でスポーツライターの友成那智さんは言う。

 

「’08年にカイル・ボディによって設立されたドライブラインは、データ活用による科学的分析でピッチング、バッティング双方のパフォーマンス向上実績を誇り、オフには毎年300人を超えるMLB選手たちが訪れるといいます。

 

多様なプログラムがありますが、『モーションキャプチャラボ』が中心機能だといわれています。選手の体に約50個のマーカーをつけ、20台近いカメラで動きを解析するものです。蓄積したデータをもとに、専門知識を有するトレーナーがアドバイスをするんです。

 

’20年のシーズンが終わると、大谷選手は数カ月にわたって、この地で訓練に励んだそうです。その結果、メジャーでも二刀流が成功を収めることになります。この年から大谷選手は試合前のルーティンでも、ドライブラインの練習を取り入れています。手術を経て、二刀流復活に向けて具体的にどんな投球をしたらよいのか、戦略を練るために、再訪するのでしょう」

 

2泊3日は短期間集中のコースで、一部の選手はオフに2~3カ月、近所に宿を借りて同施設でのトレーニングに精を出すことも。

 

「真美子さんも元アスリートですから体幹の鍛え方など詳細なデータから夫妻で新たに発見できるところも多いのではないでしょうか。再び世界一を目指す大谷選手も真美子さんが傍らにいれば、心強いはずです」(前出・友成さん)

 

2泊3日の“新婚初詣旅行”は野球づけのようだ――。

 

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