12月29日放送の『NHKスペシャル メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ』(NHK総合)に、ドジャースの大谷翔平選手(30)が出演。違法賭博問題によって球団から解雇された、元通訳の水原一平被告(39)への複雑な思いを明かした。
水原被告に違法賭博疑惑が浮上したのは、’24年3月に韓国で開幕シリーズが始まった直後のこと。米スポーツ専門局『ESPN』が水原被告の疑惑を報じたことをきっかけに、大谷選手の生活は一変した。
「報道の概要は、水原氏が違法賭博で連邦政府の捜査を受けている賭博業者にギャンブルの借金を負っているということ。また、大谷選手名義の銀行口座から、その業者に巨額の不正送金が行われていたというものでした。その金額は当初、450万ドル(約6億8千万円)と報じられましたが、最終的に約1千700万ドル(約26億7千万円)だと判明。水原氏はこの他に、’22年度の納税申告で課税所得を虚偽報告していたことも明らかになりました。
しかし大谷選手はこの件をまったく把握しておらず、水原氏が試合後に自らのギャンブル依存症をクラブハウスで告白した際に、トラブルを初めて知ったといいます。水原氏は前日までベンチ入りしていたこともあり、大谷選手にとっては寝耳に水のこと。球団は直後に、水原氏を解雇しました。大谷選手がインスタグラムで水原氏が登場する投稿を削除していたことからも、大きなショックを受けていることが伝わってきました」(スポーツ紙記者)
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