■水原騒動によって“実害”が及んだ「一番の問題」
大谷選手が移籍後初のホームランを放ったのは、開幕から41打席目のこと。試合直後のインタビューでは、「メンタルを言い訳にはしたくはない。やっぱりそこも含めて技術だと思っている。自分がここまで結果が出てないのは実力」と語っていた。
「大谷選手はその後も、騒動の影響について“メンタルがプレーに影響するとは思っていない”と強調してきました。本人も語っていたように、一番の問題は睡眠不足だったようです。大谷選手ほど睡眠を大事にしているアスリートは珍しく、10〜12時間くらい寝ることもあるといいます。コンディションを安定させるためには、欠かせないルーティンのようです。
そう考えると、水原氏の騒動がなければ、様々な対応に追われることもなく睡眠時間を削ることもなかったでしょう。通訳も急遽変更され、チームメイトとも自らコミュニケーションをとっていかなければならず、環境の変化は多少なりとも負荷がかかったのでは。
昨季は惜しくも三冠王を逃してしまいましたが、打率がわずかの差で2位だったこともあり、“水原騒動がなければ”と感じたファンもいたようです。それでも史上初の『50-50』や日本選手初の『トリプルスリー』も成し遂げ、ワールドシリーズを制覇したチームに大きく貢献。MVPにも輝いたことは素晴らしい偉業です」(在米ジャーナリスト)
“メンタルは関係ない”と強調してきた大谷選手だが、NHKでの独占インタビューで騒動について「まだ続いている」と明かしたことはファンを驚かせたようだ。大谷選手の活躍に“実害”を及ぼした水原氏に、Xやネットでは改めて憤る声が上がっている。
《大谷の3冠王を阻んだのは一平だったか》
《まじで水原一平というトンデモなハンデを背負って、あの成績を出した大谷翔平さんには感服する》
《うわ最悪 一平がいなかったらもっと記録伸ばせたのに》
水原被告の量刑言い渡しは2度の延期の末、1月24日に予定されているが、果たしてどのような結末を迎えるのだろうか――。