■事件発覚当時、真美子夫人は涙を流し、義母に不安を吐露したことも……
こうした複雑な思いを抱いていたのは、妻・真美子夫人も同じだろう。事件発覚直後には、憔悴する姿を見せたこともあったという。
「事件が明るみになったのは、昨年3月の韓国遠征時でした。ロッカールームで水原被告の告白を聞いた大谷選手は、激しく動揺していたと聞きました。真美子さんも大きなショックを受け、思わず涙を流してしまったといいます。ですが、“一番辛いのは翔平さんだ”と思い直し、彼の精神的ダメージや今後の不安をどうやったら取り除けるか考えたそうです。
水原被告が球団から解雇された翌日には、観客席で精いっぱい応援する大谷選手の両親と真美子さんの姿が目撃されています。最も信頼していた“相棒”から裏切られた大谷選手をどう支えたらいいのか、真美子さんは義母の加代子さんに助言を求めたそうです。
それだけでなく、“米国でひとりで彼をサポートできる自信がない”といった不安を漏らしたことも。そんな真美子さんに対して、加代子さんは“あなたなら絶対大丈夫”などと優しく励まし、家族の絆はいっそう強固になったようです。韓国からの帰路では、大谷選手に寄り添うような真美子さんの柔らかい笑顔が印象的でした」(前出・在米ジャーナリスト)
大谷夫妻に大きなダメージを与えたにもかかわらず、今回の裁判で“告発”とも受け取れるような内容を公にした水原被告。大谷選手も裁判所に非公開の書簡を提出したというが……。
「今回、大谷選手は水原被告をフォローするような書類を一切、提出していないと聞いています。大谷選手からすれば多額の盗用被害に遭っただけでなく、プロとしての名誉を傷つけられたわけですから当然と言えるでしょう。
彼は春季キャンプが始まる約1週間前から、二刀流復活に向けて自主トレーニングにも励んできました。次のシーズンに向けてコンディションを整えるために、気持ちを切り替えているはずです。
またプライベートでは昨年に真美子さんの妊娠も公表し、近い将来は家族も増えます。事件発覚から間もなく1年が経ちますが、これ以上、水原被告に振り回されないことを願うばかりです」(前出・在米ジャーナリスト)
結婚発表から間もなく1年となる大谷夫妻。今シーズンも勝利に向かって、強い絆を見せてくれることだろう。
■韓国遠征時、“初顔出し”の妻と集合写真に収まる水原被告
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