■フォーマル・ファッションからも見える「夫婦の仲睦まじさ」
ファッションからも謙虚な人柄が伺える真美子夫人だが、「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」では夫婦の仲睦まじさが垣間見えた瞬間もあった。
それは、夫婦での2ショット撮影タイムのこと。撮影後に真美子夫人が1度離れる場面があったが、カメラマンから要望があったのか、大谷は真美子夫人を自分のもとに呼び寄せていた。2人は再び寄り添って撮影に応じ、大谷が妻をリードする様子に感激したファンも少なくなかったようだ。
続く7月に開催された「レッドカーペットショー」では、大谷がアンバサダーを務めるドイツ発祥ブランド「HUGO BOSS(ヒューゴ・ボス)」の服を夫婦そろって着て登場した。
このとき大谷は、ジャケットの裏側に愛犬・デコピンが刺繍された茶色いスーツを着用。真美子夫人は真っ白なノースリーブのパンツドレスに身を包み、夫婦仲良く手をつないで歩く姿は大きく注目を集めた。
そんな真美子夫人が大谷と一緒に「BOSS」の服を着て、夫婦で公の場に登場する姿はその後もたびたび見られた。
昨年11月のMVP発表時、大リーグ専門局『MLBネットワーク』に夫婦でリモート出演した際は、黒いモノグラム柄のロングワンピースを着用。今年2月にハワイの高級リゾート開発の着工式に参加した様子が、デベロッパーの公式サイトで公開された際も(現在は削除済み)、真美子夫人は白いロングワンピースを着ていた。いずれも「BOSS」のワンピースだと見られている。
夫婦でブランドをそろえるだけでなく、真美子夫人が着るワンピースの色味は、大谷との“リンクコーデ”が意識されているのではないかと、味澤さんは分析する。
「『レッドカーペットショー』では、“デコイカラー”のスーツを着た大谷選手とシャツのカラーが、真美子さんのドレスの色とリンクしていました。『MLBネットワーク』にリモート出演した際には、大谷選手はキャメルのジャケットに、インナーは黒でした。真美子さんは黒を基調としたロングワンピースを着ていて、“キャメル×白”のデコイが2人をつなぐ役割をしていたように見えました。
また、ハワイ島の着工式ではグレーを基調としたアロハシャツ姿の大谷選手に対して、真美子さんも白にグレーのボウタイがアクセントになっているワンピースを着ていました。夫婦ともにブランドを『BOSS』でそろえるだけでなく、色味をリンクさせたりするところにも、夫婦の仲のよさを感じます」
フォーマルな場だからこそ、夫婦の絆が伝わるファッションを選んでいるのかもしれない。
