《真美子さん実母もLAに》大谷翔平 電撃渡米の実父が漏らしていた「二刀流復帰への不安」
画像を見る 5回途中で降板した14日の試合

 

■「また大きなケガをしてしまったら…」

 

今季は二刀流を復活させ、ホームラン争いでトップに立っている31歳の今、なぜ“散り際”のことを考えているのだろうか。前出のスポーツ紙記者はこう語る。

 

「大谷選手によれば、“自分の将来が楽しみで頂上へのぼっていく20代前半のときとは異なり、30代となった今は“最後の散り方を考えなければならない時期”だというのです。本人は“今が頂上”だとは決して思っていないものの、現役生活を“最高潮”で終わることは難しいので、日々全力を尽くすしかないという意味なのでしょう」

 

インタビューでは頂上にのぼった後に「ゆっくり下っていくパターンもあると思いますし、何かの時点で急に終わるというパターンもある」と、淡々と話していたが……。大谷家の知人はこう語る。

 

「実は徹さんは大谷選手の二刀流復帰については“もっと先のほうがよかったのでは”と不安を漏らしているのです。本来なら、ちょうど今の時期から投球練習を始めて、少し涼しくなった秋から正式に復帰するというスケジュールがベストだと考えていたと聞いています。ひょっとしたら徹さんは、大谷選手が頂上に達するため、どこか“生き急いでいる”印象を受けているのではないでしょうか」

 

いっぽうで、先日のレッドカーペットで約5カ月ぶりに公の場に登場した妻・真美子さん(28)は現在も実母の支援を受けているという。真美子さんの知人は言う。

 

「“そばにいてほしい”というマナ(真美子さんの愛称)たっての希望で、お母さんにはLAの自宅で生活してもらっているそうです。お母さんは赤ちゃんの子守や散歩だけでなく、デコピンのお世話、買い物までマナの代わりにしてくれているとか。この数カ月間、精神的な支えとなっていると聞いています。

 

もちろん現地のスタッフからも手厚いサポートを受けているのですが、何か不測の事態が起きたときに、お母さんが近くにいると安心して過ごせるというのです。今冬のLAの大規模な山火事被害や、山本由伸投手の自宅が先月、強盗未遂に遭ったことも影響しているのかもしれません」

 

父・徹さんの緊急渡米により、大谷夫妻と愛娘&真美子さん母、そして愛犬デコピンを含めると真夏のLAに大谷家6人が集結することに……。前出の大谷家の知人は言う。

 

「徹さんは常に全力な大谷選手を父親として心配しているのです。なかでも、“また大きなケガをしてしまったら、もう投手としてプレーできなくなる。だからケガにだけは気をつけて、孫が大きくなるまで二刀流の雄姿を見せ続けてほしい”と強く伝えているようですね。その思いは大谷家一同、共通なのではないでしょうか」

 

前人未到の頂上を目指し、焦燥感に駆られているようにも映る31歳の大谷へ、実父ゆえ呈することができる愛ある苦言なのかも――。

 

画像ページ >【写真あり】大谷の両親と試合を観戦する真美子さん(他19枚)

関連カテゴリー: