■飲料水にひと工夫で涼しくリフレッシュ
心身とも疲れの出ている彼を支えるべく、立ち上がったのはもちろん最愛の妻・真美子さん(28)だ。彼女の知人はこう語る。
「二刀流復活に加え、育児にも奮闘してくれる翔平さんが疲れた顔をしているのがわかるのでしょう。マナ(真美子さんの愛称)は自宅ではなるべく翔平さんに“涼しくリフレッシュしてほしい”と願い、ちょっとした工夫をこらしているといいます。
その一つが、フルーツウオーターの常備です。ミネラルウオーターにオレンジやレモンなどのフルーツを適量スライスして入れるのだとか。見た目が爽やかだから気分が上がるそうです」
また、夏バテ対策として手作り料理に力を入れているという。
「もともと翔平さんは学生時代からずっと、高タンパクで低脂肪の鶏むね肉料理をよく食べていたと聞きました。実家では鶏むね肉の照り焼きが大好物だったとか。そこで、翔平さんのお母さんからLINEで作り方を教えてもらって再現しているそうです。ときにはパンに挟んで“お手製チキンバーガー”にすることも……」(前出・知人)
サラダにも鶏むね肉を加えているという。
「ブロッコリーを多めに入れて、豆乳ベースでシーザーサラダにするなど、彼女の手料理はおいしいだけでなく、栄養バランスをうまく考えているんですよね。渡米してからさらに料理の腕を上げている印象があります」(前出・知人)
義母直伝の“最強レシピ”も。
「大谷選手は特になすと豚肉の炒め物が大好きだったとか。そのレシピを完全再現したといいます。さらに、隠し味としてラー油を少し足したりすることも。食欲も増し、真夏にはうってつけのようです」(前出・知人)
“おふくろの味”をLAの自宅でも味わえることは、傷心の大谷にとっては再起の原動力になるかもしれない。前出の友成さんはこう語る。
「パドレスとの首位攻防が熾烈を極めるなかで、“おふくろの味”により、野球が大好きで夢中になっていた少年時代を思い出し、初心に返れるのではないでしょうか。そして夫のことを心から応援してくれる真美子さんの努力と愛情を全身に受け、スプリットに代わる新たな魔球が誕生するかもしれませんね」
野球人生最大のピンチを最高のチャンスに―。スーパースター・大谷の真骨頂が見られるはずだ。
画像ページ >【写真あり】レッドカーペットでの真美子さん(他20枚)
