■選手時代の勝負飯は梅おにぎりだった
『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2025』の著者でスポーツライターの友成那智さんは言う。
「ドジャースは今年の7月までクローザーを務めていたタナー・スコット投手が左肘の炎症で負傷者リスト入り。1カ月間チームを離れ、8月23日に復帰しました。しかし、本来は2点以内に抑えたい防御率が彼の場合は4点前後と、“頼れる守護神”とは言い難く、最終回で勝ち試合を逆転されることが少なからずあります。
山本由伸投手を筆頭にドジャースの先発投手は安定しています。そこで、立ち上がりがよく、初回に失点することがあまりない大谷選手を期間限定でクローザー転向させることは作戦としては有効だといえます。リードしている場面で登場するクローザーは先発以上に精神的なプレッシャーがかかるものですが、水原一平氏の銀行詐欺事件など、数々の修羅場をくぐりぬけてきた大谷選手なら乗り切れるはず。早ければ今月にでもお試し起用される可能性はあると思いますよ」
連覇に向け、さらなる期待と重圧がかかっている大谷。そんな彼を応援すべく、真美子さんは現地観戦だけでなく、自宅でもバックアップに務めていたようだ。彼女の知人は言う。
「マナ(真美子さんの愛称)は選手時代は食欲旺盛でなんでも食べていましたが、意外とハンバーガーやパスタがお気に入りだった記憶があります。ところがLAで翔平さんと暮らし始めてからは、和食のおいしさに目覚めたと聞きました。現地のスーパーで購入できる食材を使い、味噌汁や卵焼き、焼き鮭といった定番の朝食を作って家族で食べるのが一家団欒の安らぎのひとときだそうです」
さらに真美子さんは大谷と同じく“願掛け”にこだわる一面も。
「翔平さんは打撃が不調なときはバットにメッセージを書いたり、自分なりの“おまじない”を行っています。ハワイに行くときはパワースポットを訪れるなど、ゲン担ぎが好きなんですね。
マナも彼が本調子ではないと感じたら、“気分をアゲよう”とチキンカツやフライドポテトなどの揚げ物を作っているそうです。また、翔平さんが活躍できなかった試合後は“次はよい波に乗れるように”という意味も込めて海苔を料理に使うと聞きました。サラダやパスタのトッピングに海苔を散らしたり、チーズと海苔の相性が抜群らしく、おやつ感覚のおかずとして取り入れているのだとか」(前出・知人)
海苔といえば、大谷は現在“おむすびアンバサダー”としてコンビニのCMに出演。前出の知人によれば、真美子さんもおむすびにはこだわっているようだ。
「夏場は食材の足が早いので、自宅で食べる場合はマヨネーズ系の味付けは避けているそうです。昔からの定番は梅干しのおにぎり。マナは選手時代にチームのYouTubeチャンネルで“勝負おむすび”の具を聞かれた際に『梅です!』と即答していたほどです。
それに今は大葉をちょっと足してより爽やかにしたり、塩昆布を加えるなどして塩分を適度に補う具材を選んでいるといいます」
真美子さんがプロデュースするアゲアゲ&ノリノリの“開運飯”で今秋は大谷の守護神化が加速するかもしれない。
画像ページ >【写真あり】ソーセージを食べる大谷(他20枚)
