《ブラジルの家族や親しい友人らにも“心配をかけたくない”という強い思いから、病のことは公表せずにいました》
12月19日、元サッカー日本代表のラモス瑠偉氏(68)が『NEWSポストセブン』で直腸がんを告白した。ラモス氏の公式サイトでも冒頭のように報告。《順調に回復に向かっている》とも綴られた。
12月19日、ラモス氏が闘病生活を明かした『ポストセブン』の記事によると、がんのステージ3だと告知を受けたのは2月10日。本誌はその数日後、都内でラモス氏の姿を偶然キャッチしていた。すでに病を患っていたとはいえ、路上でタクシーを待つ姿は圧巻のオーラを放っていた。
「『ポストセブン』によると、ラモスさんが放射線治療を始めたのは3月初旬。7月下旬には“がんの芯”を除去し、人工肛門を取り付けるための大手術を受けたそうです。一時は体重が54キロまで落ちたといいます」(スポーツ紙記者)
現在ラモス氏は妻・俊子さんの手料理で食事面のサポートを受けているというが、俊子さんの献身的なサポートは結婚前から続いていた。
「ラモスさんは’84年に結婚した妻・初音さんを’11年に転移性肝がんで亡くし、失意のあまり飲み歩く日々が続いていたといいます。“二度と結婚しない”と思うほどのつらい時期だったそうですが、そんななかで出会ったのが現在の妻・俊子さんだったといいます。自暴自棄になっていたラモスさんに、俊子さんが『初音さんはあなたのこの姿見たくないはず』と喝を入れたそうです」(前出・スポーツ紙記者)
’15年にふたりは結婚。しかしその翌年、ラモス氏を病が襲う。
「ある朝目が覚めると、ベッドから転げ落ちて起き上がれなかったというラモス氏。顔が真っ青になっているのを見た俊子さんが救急車を呼んだそうです。脳梗塞だったといいます。迅速な治療で一命を取り留めたものの、後遺症で『もう歩けないかもしれない』と言われたそうです。しかし俊子さんが歩く練習や階段昇降の練習に懸命に付き合い、わずか1カ月半ほどで退院。回復はかなり早かったようですが、ラモスさんは『全部妻のおかげ』といつも語っていました」(前出・スポーツ紙記者)
「ポストセブン」でも“彼女は命の恩人”と繰り返していたラモス氏。現役時代と変わらない存在感は、俊子さんの支えのおかげなのかもーー。
画像ページ >【写真あり】25年2月、路上でタクシーを待つ姿は圧巻のオーラを放っていたラモス瑠偉(他3枚)
