シリーズ人間の最新ニュース
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“ママアナ”赤江珠緒 産休復帰決めさせた両親と博多大吉の言葉
2018/09/23 06:00夢だったアナウンサーとしてがむしゃらに働き続けていたら、30代が終わりかけていた。「そういえば私、子どもが欲しかったんだ」。スタジオを離れてかなえた、出産というもうひとつの夢。スタジオに、もう自分の居場所はないと思っていた。でもリスナーは、現場は、彼女を待っていた。揺れる彼女へかけられた“ある一言”が、彼女を「ママアナ」へと進化させる。「午後1時になりました。いかがお過ごしでしょうか」東京・赤坂に -
赤江珠緒語る過去 スパルタ親への感謝、面接では“下ネタ”を
2018/09/22 16:00TBSラジオ『赤江珠緒 たまむすび』(毎週月〜木・午後1時〜)のパーソナリティを務めるフリーアナウンサー・赤江珠緒さん(43)。100期以上連続で、聴取率1位を独走中のTBSラジオのなかでも、『たまむすび』は高聴取率ランキングの常連。『スーパーモーニング』や『モーニングバード』(各テレビ朝日系)で朝の顔だった赤江さんが、この看板番組を任されたのは’12年4月のことだった。以来、5年間パーソナリティ -
北川悦吏子さん語る夢「朝ドラの次は大河よりアニメ書きたい」
2018/09/15 11:00「片方の耳が聞こえない女のコのお話です。雨の日に傘を差すと、右側にしか雨が降らないんですね、左側は聞こえないので。雨が上がって、傘を閉じたとき、そのヒロインが『半分、青い。』って言ったら、とても素敵ではないか、と」今年2月、NHKで開かれた共同インタビューで現在放送中の連続テレビ小説『半分、青い。』の脚本家北川悦吏子さん(56)は、ドラマの着想についてこう語った。壇上の北川さんの表情は、少し硬いよ -
脚本家・北川悦吏子さん『ロンバケ』後の闘病20年明かす
2018/09/15 06:00常に向き合わなくてはいけない病いを乗り越えるために、北川悦吏子さん(56)にとって必要なのが書き続けることだった。現在放送中の連続テレビ小説『半分、青い。』の主人公・楡野鈴愛(永野芽郁)も離婚し職を転々としながらも、やりたいことを見つけ、それを光にして突き進む。自分の人生を重ね合わせるかのように、目の前のつらい状況を乗り越えることをモチベーションにした、鈴愛の生きざまを描き切った北川さん。彼女が新 -
新潟県津南町32歳最年少町長、2児の母のふるさと改革
2018/09/10 11:00「いまだに、町長と呼ばれることに慣れていないんですよ」今年7月9日、桑原悠さん(32)は31歳の若さで、生まれ育った新潟県中魚沼郡津南町の6代目町長に就任した。財政難や少子化、過疎高齢化など問題が山積する町で、「このままでは(町が消滅していくのに)間に合わない」と危機感を訴えたのが支持されての当選だった。養豚農家の隆宏さんと結婚した悠さんは、夫の祖父母と両親、夫婦と2人の子どもの、4世代8人同居の -
「地域を代弁する政治家に」新潟県津南町、32歳最年少町長の決意
2018/09/10 06:00「どんどん本音を発信してほしいんです。それが町の活性化につながると思うんですね。そのためにも私は、『よお!』って気軽に話しかけてもらえる存在でありたいと」今年7月9日、桑原悠さん(32)は31歳の若さで、生まれ育った新潟県中魚沼郡津南町の6代目町長に就任した。財政難や少子化、過疎高齢化など問題が山積する町で、「このままでは(町が消滅していくのに)間に合わない」と危機感を訴えたのが支持されての当選だ -
「大谷は野茂と似ている!」日系ママがエンゼルス広報になった理由
2018/09/03 11:00日本ハムファイターズからメジャーリーグの地元球団「ロサンゼルス・エンゼルス」にやって来た大谷翔平(24)。投げては162キロの剛速球で三振の山を築き、打っては3試合連続の特大ホームランをかっ飛ばした。伝説のベーブ・ルースから100年ぶりの、夢のTwo-Way Player(二刀流)の誕生に、全米が熱狂した。その活躍ぶりを伝えるテレビ画面に映る、新聞の写真に写る大谷選手の、すぐ近くをよ〜く探してみて -
大谷翔平を支える“伝説の広報”、父が生んだ野球との縁語る
2018/09/03 06:00米国カリフォルニア州アナハイムは“夢の国の街”である。'55年に世界に先駆けて開園したディズニーランドは、これまで7億人を超える来場者に「ひとときの幸せ」を与え続けてきた。そして今年、アナハイムは“オオタニと夢を見る街”になった。日本ハムファイターズからメジャーリーグの球団「ロサンゼルス・エンゼルス」にやって来た大谷翔平(24)。投げては162キロの剛速球で三振の山を築き、打っては3試合連続の特大 -
67回目の訪朝へ。寺越友枝さん「国交なき国境を越えて」
2018/08/26 11:00「5年ぶりに武志に会ったら年老いて、頭も白髪になって、歯も傷んで。孫からハラボジ(おじいちゃん)と呼ばれとる。けど、日本に帰ってきて思い浮かぶのは、13歳のくりくり坊主頭の武志の姿や。武志がじいちゃんになっても、私にとってはいつまでも子どもやさかい。そんな武志が『お母さん、年をとりましたね。より愛おしいです』と言うんや。かわいくて、かわいくて、今度こそ子離れしようと思うとったが、できんかった」寺越 -
寺越友枝さん「息子を守るためにオルガン、サバ缶も北朝鮮へ…」
2018/08/26 11:00「今までどんだけ日用品やらお金やら、武志に運んだかわからんわ。テーブル、オルガン、じゅうたん、布団、ビデオデッキ、食料、衣類。なんでも、私が運んだがよ。今回も、中学3年生になる武志の孫が、私が持っていったサバ缶をうまそうに食べとった。サバをちょこっとだけ大事そうに食べては、ご飯を、わぁーっと、かき込むんや。それでサバ缶にふたをして、『学校から帰ったら食べるから、食べないで』と。あの姿を見たら、せつ -
師弟関係15年・専属トレーナー初めて語る羽生結弦からの「SOS」
2018/08/19 11:00菊地晃さん(62)は、羽生結弦選手(23)の幼いころからいつもそばにいた。長年、心と体の微妙な不調を読み解くうちに、平昌五輪前には1ミリ単位のズレを調整できるようになった。常にギリギリまで自分を追い込み、ケガのリスクと闘ってきた羽生。菊地さんは彼の不安を打ち消し、リンクで思う存分跳ぶために欠かせない存在になった――。2度目の金メダルから約半年。頂点を目指し、ともに歩んできた知られざる師弟関係を初め -
羽生結弦専属トレーナー秘話「立つのがやっと」で掴んだ平昌金
2018/08/19 06:00静まり返ったアイスリンクにショパンのピアノ曲『バラード第1番ト短調』が厳かに流れてくる。2月16日、江陵アイスアリーナ。平昌五輪の舞台に、羽生結弦選手(23)は帰ってきた。前年11月の負傷以来、約3カ月ぶりのぶっつけ本番の試合である。ショートプログラム(以下SP)。もの悲しい主旋律に乗って、羽生は流れるように滑り出す。力みのない美しいジャンプ、ステップ。ラストのスピンの回転が止まるころには会場中が -
小野リサ ボサノヴァの女王が明かした3人の子供との子育て秘話
2018/08/05 11:00“サウダージ”というポルトガル語をご存じだろうか。「憧憬」とも訳される、ふるさとを懐かしむような気持ちのことだ。日本とブラジルという2つのふるさとを持つ、ボサノヴァの女王・小野リサさん(56)。デビュー当時は、ブラジルへの思いを歌に込めてきたが、母となってからは、日本の歌を歌うことが多くなった。子どもたちと過ごす「ふるさと」への思い。その場所を守るために、リサさんは日々の暮らしを整え、子どもたちへ -
小野リサ 母となってからは大きな声で子供たちを叱ることも
2018/08/05 06:00「今日の公演(6月16日・前橋市民文化会館大ホール)を終えたら、明日は朝一番で香港でのコンサートに向けて旅立ちます。その後も、北海道、長崎、上海……」今年は、ボサノヴァの女王・小野リサさん(56)がデビューしてから30周年。同時にボサノヴァ誕生60年、日本人のブラジル移住110年など、いくつもの節目が重なって、例年になく精力的な音楽活動が続いている。ボサノヴァが誕生したちょうど60年前、'12年に -
過労死NHK記者両親の怒り「安倍総理、娘はいまも泣いています」
2018/07/29 11:00残業200時間超……'13年7月に過労のため31歳で急逝したNHK記者・佐戸未和さん。今国会での“過労死促進法案”成立に、両親は再び怒りと悲痛の叫び声をあげる――。「大事な娘を先に失った親の気持ちがわかりますか。未和の誕生日の6月26日、命日の7月24日が近くなると、特に悲しくなります。私はいまでもお薬を飲まないと眠れません。無理にでも眠って、ようやく見る夢のなかでも、私はやはり悲しんでいて、悲し -
NHK過労死記者母の慟哭「大好きな仕事で亡くなるなんて…」
2018/07/29 11:00両親とも、娘の「過労死」をいまも受け入れられない。政治の動きは2人の気持ちをさらに逆なでする。若者を中心にこれだけ“犠牲者”が続出しているのに、6月29日、頑張って働く労働者を死に追いやるような働き方改革関連法案が成立してしまったからだ。「働き方改革」として、法案を総理自らが旗を振って進めたことに対する怒りも収まらない。大好きな仕事によって、未来を奪われた娘の無念を晴らすために、過労死根絶を目指し -
『徹子の部屋』お花係が故・高倉健さんから贈られた「都忘れ」
2018/07/22 11:00『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、黒柳徹子さん(84)がゲストの名前を告げ、ついで視聴者の目に飛び込んでくるのは、ゲストと鮮やかな花々。そのアレンジとゲストの衣装がシンクロしたとき、スタジオはいっそう華やかに。42年間、約1万回も花をしつらえてきた石橋恵三子さん(77)は、「私は裏方ですから」と言う。そのとおりだが、『徹子の部屋』に来たゲストの笑顔が輝きを増すのは、石橋さんの花が引き立てるからだ。 -
『徹子の部屋』第1回から花を生け続けて42年、石橋恵三子さん
2018/07/22 06:00「本日は、女優の梶芽衣子さんにおいでいただきました」耳になじんだオープニング曲とともに、6月26日正午過ぎ『徹子の部屋』(テレビ朝日系)のゲストが司会の黒柳徹子さん(84)から紹介された。颯爽と登場した梶芽衣子さん(71)の白いスーツに対し、黒柳さんは対照的な赤い衣装。続いてカメラが移動すると、両者の間のテーブルの飾り花も、まるで配色のバランスを打ち合わせしていたかのように、赤、白のバラをメインに -
京都府警初の女性第三課長 児童虐待、DV、ストーカーは許さない
2018/07/09 11:00京都府警察本部刑事部の捜査第三課。大塚照美さん(58)が課長を務める部署である。主に扱うのは、連続的な窃盗や盗犯、金庫破りや事務所荒らしなどだ。「ここは役職でいうと課長のほか係長や主任などがいる場所で、デスクワークが中心です。各警察署管内で発生した事件の内容、捜査状況の情報集約や分析などを行っているんですね。私は課長としては、報告を受けて指示を出したり、方針を決めたりしています」(大塚さん)窃盗事 -
京都府警初の女性第三課長 女性ならではの視点で被害者に寄り添う
2018/07/09 11:00“究極の男社会”といわれる警察組織のなかで、たたき上げで、いまのキャリアを築いてきた。しかも、仕事と家庭を両立させてきたというから、驚くほかはない。常に被害者に寄り添うことを心がけてきたという。それを可能にしたのは、3人の子供を育て上げた、女性ならではの“一般市民と同じ”目線があったからだ。猛者を率いて、大塚照美さん(58)は今日も陣頭に立っている——。「キャリアアップすればするだけ、高いハードル -
指揮者・西本智実「隠れキリシタンの末裔」として復元した祈りの歌
2018/07/02 16:00世界最大級の教会堂、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の、ローマ法皇の名によるミサの開始を告げる澄んだ音色のベルが鳴り響いた。ルネサンス時代やバロック時代の第一級の芸術家が造営に携わった壮麗な大聖堂の一角に、約300人の日本人を中心にした合唱団が控えている。彼らの前で、黒の礼服に身を包んだ長身の女性が静かに佇み、ミサの進行を見守っていた。168センチの長身、彫りの深い端正な顔だち。指揮者・西本智実 -
世界遺産登録へ「隠れキリシタンの里」精神受け継ぐ女性指揮者
2018/07/02 16:00「オラショは、口伝だけで450年続いてきた。それが、発祥の地のバチカンに帰って、よみがえった。私の歩んできた音楽の道には、果たすべき役割があったんだなあと感無量でした。そこには、名もなき継承者が450年もの間、存在したということ。1人でも欠けていたら、実現しなかったことです。自分たちも長い歴史の1人なんです。やはり神様はいるんだと痛感しました」(西本智実さん)世界最大級の教会堂、バチカン市国のサン -
母からの“将棋ネックレス”支えに…19歳女流棋士の挑戦
2018/06/23 11:00武富礼衣さん(19)は、出身地の佐賀県では、男女合わせて初めてのプロ棋士だ。幼いころの礼衣さんは、3歳上の兄の友達に交じって野球やドッジボールをする活発な女の子。しかし、5歳で将棋と出合うと外遊びよりも将棋を優先するようになった。佐賀には将棋道場がなく、小3のころから、車で片道1時間半かけて福岡県筑紫野の道場に通い、小5からは、福岡県の将棋会館に通って、力をつけた。将棋では技術だけでなく、儀礼も学 -
19歳の女流棋士「藤井聡太七段にも負けない、将棋への執念」
2018/06/23 11:00藤井聡太七段(15)の活躍で、いまや将棋ブームまっただなか。昨年、中学3年生で歴代新記録の29連勝の記録を打ち立てると、わずか1年半で、四段から七段まで駆け上がる。藤井七段の動向は、連日のように報道され、対局の際の勝負飯“豚キムチうどん”にまで注目が集まり、写真付きクリアファイルやサイン入り扇子はすぐに完売。ネットでは偽の色紙まで出回った。「藤井先生のおかげで、将棋は指さなくても、観戦するのが好き -
在日コリアン映画監督が見る米朝首脳会談「期待も絶望もない」
2018/06/16 11:00「なんかね、会いたくても会えない家族の写真ばっかり壁に貼ってたので。これはいかん、これじゃ母は寂しさが募るばっかりやと、最近やっと気がつきまして」大阪市生野区にある1軒の住宅。たくさんの古い写真が飾られた部屋の壁を見回しながら、彼女はこう言って笑った。カメラ越しにこちらをじっと見つめる少年たち、レンズを向けられはにかむ女の子、たくさんの勲章を胸元に下げ誇らしげな壮年の紳士……色あせたそれらの写真に