スーダンの最新ニュース
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【社説】南スーダン「日報」廃棄 問題の本質は公文書の恣意的な管理だ
2017/02/10 15:00(写真・神奈川新聞社)防衛省が「すでに廃棄した」と説明していた南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日々の活動の記録である「日報」が、電子データとして保存されていた。日報によれば、首都ジュバで大規模な戦闘が発生した昨年7月、陸上自衛隊派遣部隊の宿営地そばで銃撃戦があり、紛争に巻き込まれかねなかった事実が伝えられている。ジャーナリストが情報公開請求をした昨年9月末は、国会でPKO派遣の継続と -
南スーダン 稲田防衛相の答弁全文
2017/02/09 13:00(写真・神奈川新聞社)【時代の正体取材班=田崎 基】南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊が活動を記録した「日報」に、現地での武力衝突について「戦闘」と報告されていた問題で、稲田朋美防衛相は8日の衆院予算委員会で「戦闘行為があったか無かったかは、憲法9条上の問題になるため、『武力衝突』という言葉を使っている」と答弁した。自衛隊のPKO派遣は、PKO5原則に則していることで合憲であるというのが -
南スーダン 自衛隊宿営地近くで銃撃戦 「廃棄の日報」政府把握も公表せず
2017/02/08 14:00(写真・神奈川新聞社)【時代の正体取材班=田崎 基】防衛省は7日、廃棄したとしていた南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊が活動を記録した「日報」の一部を公表した。首都ジュバで大規模な戦闘が発生した2016年7月の2日分。連日、自衛隊の宿営地近くで銃撃戦が発生し、200メートルほど離れた地点に砲弾が落下するなど緊迫した状況が報告されている。当時政府はこうした状況を把握していたが、国会審議など -
武力行使も…南スーダン派遣の自衛隊家族「苦悩の胸中」
2016/11/24 06:00「孫たちは、戦争するために自衛隊員になったんじゃない。公務員になるといって、家計を支えるために入ったんだ」そう話すのは、青森市在住の篠原ミチさん(仮名・78歳)。篠原さんの孫ふたりは、自衛隊員。兄は6年前に入隊。妹は、兄の姿に憧れて高卒後3年前に入隊した。「下の孫は、女の子だけど射撃がうまくてね。表彰されてメダルをもらったりしてるんだと。あの子は5連隊だし、射撃がうまい人から南スーダンに連れていか -
「南スーダン派兵阻止を」 国会前、続く抗議 安保法成立1年
2016/09/20 14:00(写真・神奈川新聞社)安全保障関連法の成立から丸1年となった19日、東京・千代田区の国会前周辺で大規模な抗議行動が行われ、同法の廃止を訴えた。主催者発表で2万3千人が集まり、同法に基づき実施される見通しの南スーダンでの「駆け付け警護」や沖縄・高江でのヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設に反対の声を上げた。野党幹部も相次いで登壇するなど、安倍政権退陣に向け共闘を確認し合った。「戦争させない・9条壊 -
黒柳徹子 スーダン「トットちゃんハウス」念願の初訪問
2013/05/06 07:00「気温が46度もあってすごく暑かったんですけど、私は暑さは平気なんです」そう話すのは、国連のユニセフ親善大使として南スーダンを訪れていた黒柳徹子。「いちばんうれしかったのは、18年前に完成した『トットちゃんハウス』を初めて訪問できたことですね。女性自身の読者の方もユニセフに募金してくださって、ありがとうございました。おかげさまで20年前スーダンに行ったとき2億円近い募金が集まりました。そのうちの3