米経済誌Forbesが「2018年に最も稼いだYouTuberランキング(2017年6月〜2018年6月)」を発表した。昨年の8位から首位に躍り出たのは、22万ドル(約24億円)を稼ぎ出した「ライアン・トイズ・レビュー」だ。
小学1年生のライアンが新作のおもちゃをレビューするチャンネルで、2015年3月16日の開設からわずか3年余りで1730万人の登録者を獲得。どの動画も数十万回から数億回の視聴回数を稼いでいるが、ウォータースライダーの中に隠されたおもちゃ入りの卵を探す動画の視聴回数は単体で16億回を超えている。ライアンが取り上げたおもちゃは飛ぶように売れるため、小売店ではライアンの写真をPOPに使う例が後を絶たない。
NBCのインタビューによると、ライアンと両親が動画を撮り始めたのは3歳のとき。4歳でYouTuberになると、世界中の子どもたちを釘付けにした。
ウォルマートは今年、「ライアンズ・ワールド」と銘打ったおもちゃシリーズを発売。フィギュアやスライム、ぬいぐるみなどがラインナップされており、これもライアン自身がYouTubeで紹介している。7歳にして早くも実業家として大きな成功を収めているライアンの将来の夢は、ゲーム開発者になることだという。