「役者としての自信になりますし、誇りに思います。でも、まさかのことすぎて、受賞の話を聞いてから、ちゃんと理解するのに1日かかりました(笑)」
そう話すのは、昨年公開の映画『暗殺教室』で本年度の日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた、Hey! Say! JUMPの山田涼介(22)。
「レコーディングをしているところにマネージャーが急に来て呼び出されたので、『俺、何かした?』ってドキドキしちゃって。でも何もやましいことしてないし……とか考えていたら『アカデミー賞受賞しました』って言うから、『アカデミー賞って何だっけ?』って頭が混乱してよくわからなくなっちゃったんです」
まもなく公開の続編『暗殺教室〜卒業編〜』(3月25日全国東宝系ロードショー)では、前作の声の出演に続き、事務所の先輩の嵐・二宮和也が出演している。
「二ノさんは、プロ意識が高く、役者スイッチが入るとすごい演技をされる方ですが、ふだんはほのぼのとしています」
『嵐のワクワク学校』(嵐のイベントで、昨年Hey! Say! JUMPがゲスト参加)の打ち上げのあと、知念侑李、岡本圭人と3人で二宮の家にお邪魔したという山田。彼はふだんの二宮をこう語る。
「その後も『暇なんで行ってもいいですか?』って連絡してみたら『おいで、おいで』って言ってくれて1人で行かせてもらって。でもチャイムを鳴らしても扉を少ししか開けてくれなくて。チェーン越しにずっと俺を見てるんですよ。『開けてくださいよ』って言うと、今度は扉を閉めちゃって。だから俺がドンドンってドアをたたいて……とコントみたいなことをしてくるおちゃめな人(笑)」