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「サバイバルが好きなんですよね。人間が立ち入らない場所に行きたい願望があるんです。『入っちゃいけません』っていうのは、人間が決めたルールだから、自分が見たいし行ってみたいんです」

 

そう語るのは、隔週連載『中山秀征の語り合いたい人』第72回のゲスト・タッキーこと滝沢秀明(34)。14〜15歳から、ジャニーズJr.約120人をまとめ、Jr.黄金期をけん引したタッキー。中山とはデビュー当時以来、約20年ぶりの再会。和気あいあいとした雰囲気で対談スタート!2人にじっくり語っていただきました。

 

中山「プライベートでハマっていることは?」

 

滝沢「スキューバダイビングです。つい最近始めたばかりなんですが、今まで自分が食べていたり、お店で見たことがあったり、名前を知っている魚が海にはうじゃうじゃいるんですよ。目の前で『あっ!イカだっ!』って(笑)。なんだか不思議なんです。料理で出てくる魚が、自分の目の前で生活している姿を見ているって」

 

中山「始めたきっかけは?」

 

滝沢「30歳を過ぎてから、自然が好きになって、山登りにハマっていたんです。富士山は当然登りましたし、日本だけではなく海外の山も登りました。山だけではなく、砂漠にも行ったりしましたね。陸は結構制覇したので、次は海に挑戦しようと思って」

 

中山「オフはリゾート地でゆっくりするとかじゃなくていいんだ」

 

滝沢「テントのほうが好きですね。プライベートの友人8人くらいで行くのですが、テントも食料も水も全部自分たちで準備して、持っていくんです。当然、お風呂もないので、ドロドロになりますね」

 

中山「わざわざ過酷な状況に……」

 

滝沢「雨風は何かをかぶればどうにかなりますが、気温だけはどうにもならないですね。寒ければ着込めばいいんですけど、暑さだけは本当にどうしようもない。気温54度の砂漠では、日陰がないので、干からびるかと思いました。自分たちで日陰を作って、とにかく動かないようにしていましたね。汗をかくと、水分も減るので」

 

中山「ひたすら耐えるしかない?」

 

滝沢「でも、半日耐えればいいんです。夜が来ますから。だから、日本にいると、なんでもすぐに手に入るし、本当に贅沢だなって思いますね。僕が自然に身を投じるのは、『人間とは』という人間の根本を感じるため。限界に挑戦するといいますか」

 

中山「へぇ〜!意外ですね!」

 

滝沢「ダイビングはまだ初心者なので、これからですけど、経験を積みたいです。沈没船や海底都市には興味があるので、自分の目で見てみたいですね」

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