「ジャニーズ事務所に入所したころ、幼なじみと一緒にタイムカプセルを埋めたんです。最近掘り起こしたら、面白かったですよ」
そう語るのは、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)で、主人公・敦也を演じる山田涼介(24)。敦也が32年前の手紙を受け取ってから、過去と未来がつながっていき、奇跡の展開が生まれる、という感動ファンタジーだ。
山田自身も、タイムカプセルで13年前の自分から手紙を受け取っていたようで……?
「『二十歳になったら、東京ドームでライブをして、家族に白い家を買ってあげるんだ!』とか書いてありました。当時は何も考えずに漠然とした夢物語を書いていたんだと思うけど、ドームでのライブは実現しててよかった(笑)」
スマホやSNS全盛の時代でも、「僕はどちらかというとアナログ人間」と語る。
「携帯は電話やメールができればOKだし、パソコンも得意じゃない。手紙は書くのももらうのも好きです。ファンレターもうれしい。素直な気持ちが書いてあるのがいいし、小さい子が必死に書いてくれたものとか、海外の人が辞書を使って一生懸命書いてくれたんだな、と思えるものもあります。その人たちの僕への思いが、字を見ただけで伝わってきますね。書く側で言えば、ここ最近は家族宛が多いかな。うちの家族は毎年、誰かの誕生日になると、みんなで寄せ書きのようにお祝いのメッセージを書いてプレゼントしています」
今年はHey! Say! JUMP結成10周年。メンバーには手紙を書くのだろうか?
「絶対書きたくないです。だって、気恥ずかしいから(笑)」