(写真・神奈川新聞社)
ドイツの海洋調査船「ゾンネ」(8,554トン)が26日朝、横浜港に初入港した。研究航海での寄港で、停泊している横浜港大さん橋国際客船ターミナル(神奈川県横浜市中区)では、大小のクレーンが付いた調査船に多くの人たちが見入っていた。
「太陽」を意味する船名を持つドイツ連邦教育研究省の調査船で全長116メートル、船幅20メートル。乗組員は35人で、40人の科学者を乗せて主にインド洋と太平洋を航海し、気候変動や海洋資源、生態系への影響などの学術調査を行っている。
2014年に新造された2代目で、10月2日午後3時に出港する予定。初代は1968年に建造されており、直近では2009年と12年に横浜港に入港した実績がある。
9月27日正午ごろには、練習帆船「海王丸」が大さん橋に入港する予定で、客船以外の2隻がそろうのは珍しいという。
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