(写真・神奈川新聞社)
野菜に牛肉、魚介味も-。三浦半島の1次産業振興に向け、県が地場産品を使った変わり種のアイスクリームづくりを進めている。一般的に食べ合わせが微妙とされる素材をあえて使用しており、11月上旬には若者らを集めた試食会を開催。商品化の可能性などを探る考えだ。
県が「半島アイス」として売り出そうとしているのは、キャベツやカボチャ、葉山牛、シラス、カリフラワー、サザエの6種類。県内の食品会社に試作を依頼し、ミルクベースのアイスクリームに仕上げた。
いずれも地元の特産品だが、これまでアイスの具材や味付けに使う例は少なかった。県横須賀三浦地域県政総合センター(横須賀市日の出町)の担当者は「何これ、という驚きとともに話題になり、結果として三浦半島の農水産品を多くの人に知ってもらえれば」としている。
11月6日に同センターで試食会を開く予定で、18歳以上(高校生不可)のモニター50人(うち大学生30人)を募集している。県の公式サイト内の専用フォームなどから申し込む。10月27日締め切り。問い合わせは、同センター地域農政推進課・電話046(823)0210(内線276)。
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