(写真・神奈川新聞社)
京急油壺マリンパーク(三浦市三崎町小網代)に、オオメジロザメ2匹や沖縄近海に生息する魚などが仲間入りした。同パークでは、すでに雌のオオメジロザメを1匹飼育しており、繁殖を期待している。
県内と東京都内で実施している「京急×沖縄フェア」の一環で、新たに加わったオオメジロザメは沖縄の海で蓄養されていた雌雄1匹ずつ(体長約1.5メートル)。同パークによると、国内の水族館でのオオメジロザメの飼育・展示は、同パークと沖縄美(ちゅ)ら海水族館(沖縄県本部町)のみ。繁殖すれば同パークでは初めて。
オオメジロザメは最大で約4メートルになり、通常は温帯や熱帯の海に生息し、淡水でも生きられる。気性が荒く、人間を襲うサメの一種としても知られている。
同パークでは今月から加わったオオメジロザメも2階の大回遊水槽で展示。餌を与えながら生態や体の特徴を解説する「サメガイド」を28日まで行っている。
また、新たに加わったデバスズメダイなど沖縄近海に生息する生き物の特別展示も開始。入館料など問い合わせは、同パーク・電話046(880)0152。
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