(写真・神奈川新聞社)
福島県須賀川市から座間市に贈られたボタンが、同市役所中庭で見ごろを迎えている。東日本大震災の被災地支援の返礼として贈られたのが始まりで、5月初旬ごろまで楽しめる。
ボタンは須賀川市の「市の花」。両市は2008年ごろから都市間交流を本格化させ、11年の東日本大震災で須賀川市が被災すると、直後から座間市は水や毛布といった支援物資を提供した。
ボタンは11年に初めて贈られ、友好交流都市協定を結んだ13年や須賀川市の国指定名勝「須賀川牡丹園」が発祥250年を迎えた昨年にも寄贈された。少なくとも20株が市役所に植えられているという。
中庭には、赤やうすピンクの大輪が咲き、彩りを添えている。
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