(写真・神奈川新聞社)
元旦にオートバイ2台で暴走行為を繰り返したとして、県警交通捜査課と藤沢署は14日までに、道交法違反(共同危険行為)の疑いで、藤沢市の塗装工の少年(17)を逮捕、茅ケ崎市の土木作業員(17)ら16~18歳の少年3人を書類送検した。同課によると、4人は不定期に暴走行為を繰り返していたとみられ、「元旦で暴走を卒業しようと思っていた。反省している」と供述、容疑を認めている。
逮捕・書類送検容疑は、共謀し1月1日午前6時50分ごろ、藤沢市内の国道134号で約2・6キロにわたり、オートバイ2台で信号無視や蛇行運転などを繰り返した、としている。
同課によると、警戒中の同課員らが4人を目撃し、白バイなどで追走。うち2人を確保したが、他の2人は逃走した。4人は地元の遊び仲間で「初日の出で大勢が集まる江の島周辺で暴走の約束をしていた」と供述している。
近年は大みそかから元旦にかけて、江の島周辺の暴走行為が問題化。県警は当日、白バイ40台とパトカーなど50台、計約180人態勢で周辺の幹線道路を警戒していた。
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