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(写真・神奈川新聞社)

 

インドの伝統的な祭り「ラタジャトラ」が25日、川崎駅東口周辺で開かれ、在日インド人らが色鮮やかな山車を引いて商店街をパレードした。

 

祭りはインド南東部オリッサ州の出身者を中心にしたコミュニティー「NPO法人オディサコミュニティージャパン」が2008年から埼玉などで開いており、12年から川崎で開催している。「ラタジャトラ」は「馬車の旅」の意で、同州で6~7月に巨大な山車が引かれるインド最大級の祭りという。

 

今年は10周年を記念し、川崎市役所でセレモニーも行われた。出席したスジャン・チノイ駐日インド大使は「祭りによってインドと川崎の伝統的な友情の絆がさらに深まると思う」とあいさつ。福田紀彦市長も「こうした民間交流が市全体の多文化理解につながる」と話した。会場では日印両国の踊りも披露された。

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