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(写真提供:吉田文雄さん/神奈川新聞社)

 

神奈川新聞地域版で「四季のたより」を長期連載した厚木市飯山在住、吉田文雄さん(74)が学芸員を務める県立愛川ふれあいの村(愛川町半原)で珍しいキノコを見つけた。

 

吉田さんによると、マユハキタケ科のカキノミタケで、渋柿の種子に黄色い小さな姿をのぞかせている。形はこん棒状や鹿の角状で大きさは0.5~2センチ。亜熱帯性でオニグルミや柿などの茂る雑木林の腐植土で繁殖するが、周辺ではあまり見られない種類という。

 

吉田さんは「今シーズンは台風や9月の長雨の影響なのか、9月末から見られる。小さいキノコなのでそっと見守ってほしい」と話している。

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