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(写真・神奈川新聞社)

 

ナカイの中心で愛を叫ぶ-。今月22日の「いい夫婦の日」にちなみ、家族やパートナーへの愛や感謝の気持ちを、公園の高台から宣言するコンテストが19日、中井町比奈窪の中井中央公園で催された。県内各地から老若男女約70人がエントリー、あふれる思いを響かせた。

 

ことしで3回目。地域の絆づくりなどに取り組む町民有志の「中井なかまる会」が主催した。代表幹事の城所勲さん(72)は「普段叫ぶような機会はないはず。笑顔づくりのお手伝いをしながら、富士山も望める、この絶景を楽しんでもらいたい」と企画の意図を話す。

 

中井産のミカンやお米などが賞品として用意され、大人は85デシベル、小学生以下は75デシベルの声量や感謝の内容などを基準に審査。参加者らは「かわいい子どもたちを産んでくれてありがとう」「先生いつもありがとう。宿題は増やさないで」などと思いの丈を大声で表現し、会場は大いに盛り上がった。

 

秦野市在住でモンゴル出身のグギン・トヤさん(37)は、自治体の子育てしやすい環境に感謝し、「富士山が見える景色で大声が出せてスッキリしました」と相好を崩した。

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