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(写真・神奈川新聞)

 

三井不動産レジデンシャルが川崎市中原区小杉町の武蔵小杉駅近くに建設していた大規模タワーマンション「パークシティ武蔵小杉 ザガーデンタワーズイースト」が完成し、12日に報道陣に公開された。高さ180メートルの53階建てで、全592戸の分譲住戸はすでに完売。ベーカリーやイタリアンレストランなどが入る1階の商業施設や、2階の市が所有する千人規模のコンベンション施設も開業する。

 

駅から徒歩4分。入居者が利用できる屋上の展望デッキのほか、キッズルーム、フィットネスルームなどが完備され、免震構造も採用されている。

 

同社によると、販売価格は4300万〜1億5800万円、最多価格帯は7200万円台だった。30〜40代が主な購入者で、来春完成予定で隣接する「タワーズウエスト」も完売間近だ。

 

同駅周辺では大幅な人口増加でJR横須賀線の改札口に向かう人の長い行列や、待機児童の問題が深刻化している。それでも周辺の人気は変わらず、担当者は「渋谷、品川、横浜に20分以内でアクセスできるところが、働き先が違う共働き世代に評価されている。共有施設のバリエーションの豊富さもファミリー層に支持された」と説明した。

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