(写真・琉球新報社)
10月17日は「沖縄そばの日」。那覇市安里の五星そばでは16日、観光客や学生らがもっちりとした食べ心地の麺を味わっていた。
茨城県からの修学旅行生(17)は「そばっぽくなくて驚いたけど、すごくおいしい。また食べたい」と笑顔で麺をすすった。
平均正答率の比較が過度な競争をあおるとの批判も根強い。取材する中でも、対策に追われ疲弊する子どもたちや教員の姿もあった。文科省は「過度な競争が生じないよう十分配慮することが重要」とするが、現場教員から「人間の価値はテストじゃないといいながら、実際は点数で子どもや教員を評価することを毎日やらされている」などの声が多く聞かれた。点数、順位上昇を現場に求める無言の圧力があるのは間違いない。
同店の金城孝太店長(37)は「時代の変化を取り入れながらも伝統の味を守り続けたい」と話す。従業員の久高恭子さん(49)は「沖縄そばを食べたことのない観光客も多い。たくさんの人に味わってほしい」と語った。
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