DJ tabaです。私、実は子供の頃からちょっと“霊感”があったんです。イラストの通りのこわもての大男の私が霊の話をすると、ひときわ怖かったようで…。そんなこんなで昨年の夏にはヤクザ系怪談師としてロフトプラスワンデビューした私が巡るバリ島スピリチュアルな旅。日本とは違ったアジアの不思議体験をレポートします!
「清く冷たい聖水で、心の汚れを洗い落とす」
沐浴場は、バリの老若男女が溢れ、みな神妙な顔で水を浴びている。ここでは、裸は許されず、男子は腰巻きを、女子は身体を包む布を巻いている。大小30の出水口があり、それぞれに意味があるようで、人気のあるところと不人気なところがあるのが興味深いところ。
よこしまな気持ちを持っては罰が当たりそうですが、バリの方々にとっては沐浴は日常の事なのでしょう。そのまま、ぱっぱっと下着姿になってくるっと布を巻き水につかる。と、身体にぴったり布がくっつくわけですから、我々日本人にはドッキリです。
しかし、そんなよこしまな気持ち=穢れを拭い去るように、この泉の冷たく清らかな水が身体を包みます。そして、泉の底は小石が敷き詰められていますから、歩くと足の裏のつぼが刺激されて痛いのなんの。もう沐浴することにしか精神は集中しません。
冷たい水を頭から浴びながら一心に手を併せて祈る。まさに、日本で言う“禊ぎ”ですね。いくつかの出水口を巡りながら、そこに捧げものを置いていく。
この繰り返しをするうちに、身も心も澄んだ気持ちになる。バリ島の持つ神秘と癒しを体感するには実にいいスピリチュアルスポットです。
アクセスは、デンバサールから来るまで1時間30分。ウブドから30分。
料金はRp3100前後です。お布施も必要ですよ。
撮影:DJ taba
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