「(映画を見て)思わず泣いてしまいました」
7月27日に頸椎椎間孔切除手術をし、年内はロスでリハビリに専念しているYOSHIKI。
順調に快復しているようで、先週はLAで開催された「ATOM」のプレミアに元気な姿を見せた!
手塚治虫の不朽の名作「鉄腕アトム」の初の本格的映画「ATOM」。
10月23日の全米公開に先立ち、19日(現地時間)に催されたLAプレミアの会場には、ファン2000人が集まり90以上もの取材陣が集結し、役所広司や手塚眞、アトムの友達・コーラ役の吹き替えをしたクリステン・ベルとともに、YOSHIKIも登場し、プレミアの会場に一層の華やかさを添えた。
映画でテンマ博士の吹き替えを担当した役所広司は、「これほど華やかなLAプレミアでこんなに多くの人に見てもらいとても嬉しい」と満面の笑み。
手塚治虫の息子である眞は「32年前に父とここで、『スター・ウォーズ』を見たことを思い出しました。今日は父が一緒にいると思います」と、天国の父・手塚治虫との思い出を語った。
実はこの映画の音楽プロデューサーを担当することが決まっていたYOSHIKIだが、7月の首の手術と重なり断念したという。
「主題歌を担当するお話もありましたが、首の手術とかさなり、出来なくて大変残念に思っております。
子供の頃、『鉄腕アトム』で育ったので、長い期間を経て、この映画『ATOM』をアメリカで見ることが出来てとてもうれしいです。(映画を見て)思わず泣いてしまいました。多くの方に見ていただきたいと思っています」と、「鉄腕アトム」への思いを語ったYOSHIKI。
「(YOSHIKIの)デビュー時に感じた優しいオーラは、時を越えても同じ優しさ」(TERU)
そして今月、ロス在住のYOSHIKIの元を懐かしい2人が訪れていた。
2人とはGLAYのTAKURO&TERU!
今年デビュー15周年を迎えたGLAY。彼らのデビューのきっかけを作ったのは、YOSHIKIだった。
当時、ライブハウスで活動していたGLAYに目をかけたYOSHIKI。
アマチュア時代にTAKUROが作詞作曲した「Julia」という原曲に、YOSHIKIプロデュースのもと、「RAIN」でメジャーデビューを果たしたのだ。
原点に立ち返るべくGLAYのTAKURO&TERUが、夢のはじまりの場所LAにYOSHIKIを訪ね、奇跡の再会、そして対談が実現した。
日本のエンターテイメントにロックバンドとして数々の伝説の足跡を残したGLAY。その偉大な物語の始まりを運命づけた恩人YOSHIKIとの再会は、GLAYに新たな歴史を刻むこととなった。
TERUは自身のブログでその模様を、
「YOSHIKIさんとちゃんと話せたのは15年ぶり。対談したのは3日前」と綴り、さらに対談後には一緒に食事に出かけたことを報告。
「音楽は時間すらも軽々と越える。デビュー当時に会った時に感じた、優しいオーラは、時を越えても、同じ優しさで僕らを包んでくれた」と結んでいる。
15年という長い時間を越えて楽しい時間を過ごした3人。
その模様は、NHK「SONGS」で10月21日にオンエアされ、27日(火曜)にもNHK総合で午後3時15分~再放送される。お見逃しなく!!
次回はYOSHIKIが「ハローキティ35週年パーティーに登場! yoshikittyもアメリカで初お披露目!」を紹介します。