YOSHIKIがリーダーを務めるロックバンドX JAPANが、8月17日東京の新宿ステーションで国内初となるストリートライブをおこない、3千人が熱狂した。
新曲「HERO」(発売未定)のミュージックビデオ撮影を、ヘリコプター1台含めカメラ16台で、警視庁新宿署の協力の元、無事に成功させた。
夕方17時、30度を超える猛暑の中、新宿アルタのビジョンに「X」の文字が現れ、YOSHIKI、ToshI、SUGIZO、PATA、HEATH メンバーが登場するや、ファンと歩行者天国の通行人ら約3千人が歓声をあげる。
YOSHIKIの「やろうか? みなさん、X JAPANです。今、公開ミュージックビデオ撮影しています。WE ARE」という呼びかけに、集まった群衆も、両手をクロスし「X」と大喜び。
映画「聖闘士星矢 の主題歌「HEROを、X JAPANバージョンにアレンジし、当日の朝に完成し誕生したばかりの同曲を演奏した。
「どう、盛り上がってる?」
YOSHIKI「じゃあ、もう一回だけ。ヘリコプターも来てる? 見えた?」とファンに呼びかける。
ToshI「やっちゃう? (ファンに向けて)そろそろ、お前らの出番だせ!」との声に、集まったファンのボルテージは最高潮に!
計3回にわたる演奏も、ファンも声援しながらも撮影に協力し、“騒ぎによる中止”になることなく、25分間のライブと撮影を終えた。
YOSHIKIが「みんな、ありがとね」と、ファンに手を振ると、
ToshIも「また、会おうぜ! お前たち、NYのマディソン・スクエア・ガーデンで待ってるぜ~」と、“再会”を約束し去っていった。
実に、国内でファンの前で演奏をするのは、2010年の8月の日産スタジアムのライブ以来4年ぶり。しかもゲリラライブは国内初となったX JAPAN
10月11日(アメリカ現地時間)には、「ニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデン」公演が決定している。
先週末のディナショーでも「7人のX JAPANで世界をとりにいく!」と宣言したYOSHIKI。
NY公演と、その前哨戦となる、23年ぶりの「横浜アリーナ」公演(9月30日(火)、10月1日(水))へ向けて、さらに勢いを加速させて突っ走りそうだ。