人気テレビドラマシリーズ『クリミナル・マインド』で、アーロン・ホッチナー捜査官役を務めるトーマス・ギブソンのプライベートを収めたビデオが流出した。これは昨年のクリスマスにユタ州の屋外でバスタブに浸かっているところを自分撮りし、とある一般女性に送ったもの。
この女性はおよそ2年前、ギブソンのTwitterに「あなたの大ファンです」というメッセージをセクシーな写真と共に送信。そこからお互いにビデオや写真の交換を行うという交流がスタートした。女性から送られてくる露出度の高いセクシーショットの数々に、ギブソンは妻帯者でありながら”ハマッて”しまったのだという。
しかし数カ月前、ギブソンはその女性が送ってきた写真と同じものをポルノサイト上で発見。女性はネットで拾った画像を自分だと偽り続けてきたのだ。ずっと騙されていたことに気づいたギブソンは、弁護士を通じて「もう関わるな」という主旨の文書を送付し、それきりコンタクトは消滅した。
その女性のたちの悪さはここからが本番だ。一切の連絡をもらえなくなったと見るや、女性は件のビデオをゴシップサイト<a href=”http://www.tmz.com/2013/08/17/thomas-gibson-catfished-jacuzzi-video-embarrassing-humiliating/” target=”blank”>TMZ</a>にタレこんだのだ。結果、世界中の人がギブソンの恥ずかしい自分撮りムービーを目にする結果となってしまった。二重、三重に辱められる結果となってしまったギブソンが『クリミナル・マインド』で演じているホッチナーは堅物で有能、それでいて子煩悩という愛されるべきキャラクター。それだけにファンも多く、今回の流出騒動に際しては、「結婚生活を破綻させるようなものを公開するなんてひどすぎる」「こんなもの、見たくなかった」「女が最低。彼がかわいそう」「悲しすぎる」といったように、TMZと女性を非難し、ギブソンを擁護する反応が目立つ。
ギブソン側からの公式な声明はまだ出されていないが、結婚生活はもちろん、キャリアに重要なイメージ戦略に至るまで、相当のダメージを負っていることは想像に難くない。ドラマのファンからすれば、これがきっかけで降板……などという事態だけは避けてもらいたいところだ。