The Hollywood Reporter
アル・パチーノ主演、ブライアン・デ・パルマ監督の『スカーフェイス』がリメイクされることがわかった。
キューバ人青年がアメリカの暗黒街でのし上がる生き様を描き、1983年に公開された『スカーフェイス』はアカデミー賞の複数の部門でノミネートされるなど高い評価を得た。
The Hollywood Reporterの報道によると、先週末に初登場1位を飾ったヒップホップグループN.W.Aの伝記映画『Straight Outta Compton』のジョナサン・ハーマンが脚本を担当する。また、チリ人の映画プロデューサー、パブロ・ラーラインが監督候補として名が挙げられているという。
アル・パチーノが主演した1983年版も、1932年公開の同名映画(邦題は『暗黒街の顔役』)を、オリヴァー・ストーンが脚色したリメイク作だった。オリジナルの主人公は実在するギャングの大物アル・カポネであったが、オリヴァー・ストーンは無名のキューバ人青年トニー・モンタナを創り出し、アル・パチーノが彼を見事に演じきった。2度目のリメイクとなる今回は、どのような主人公が生まれるのであろうか。