Variety
90年代に社会現象となるほどの人気を博したデイヴィッド・リンチ監督・制作総指揮のテレビドラマ『ツイン・ピークス』。作中で常に丸太を抱いている”丸太おばさん”(ログ・レディ)ことマーガレット・ランターマン役を演じたキャサリン・E・コールソンが28日朝、がんのため死去したと米Variety誌が報じた。71歳だった。
コールソンは、リンチ監督の映画『イレイザーヘッド』(1977)で、カメラアシスタントを務めていた。このとき既にリンチは丸太を持ち歩く女性というキャラクターの構想、そしてその役をコールソンに演じさせるアイディアを思いついていたという。
リンチは訃報に接し、以下のような声明を発表した。
「今日、私は最も親しい友人の1人であるキャサリ・コールソンを失いました。キャサリンは混じりけのない金でした。彼女は常に友人のためにあり、すべての人、家族、そして仕事を愛で満たしました。疲れを知らぬ仕事人でした。彼女は素晴らしいユーモアセンスを持ち、笑い、笑わせることが大好きでした。彼女は長年、超越瞑想を実践してきた信仰心の厚い人でした。彼女はログ・レディでした」