『ブレードランナー』
アルコン・エンタテインメントは18日、『ブレードランナー』の続編を2018年1月12日に公開すると正式に発表した。
『ブレードランナー』(1982)は、フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』をリドリー・スコット監督、ハリソン・フォード主演で映画化した作品。明朗な未来を描いたものが多かった当時のSF映画群の中で、ディストピアを舞台にした本作は公開当初こそ成績不振であったが、徐々に人気に火が着き、SF映画の金字塔として非常に高い評価を受けるまでに至った。
36年の時を経て公開される続編では、リドリー・スコットがプロデューサーを、『ボーダーライン』のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を務める。主演はライアン・ゴズリング、そしてハリソン・フォードが1982年版と同じリック・デッカード役で続投する。オリジナル版の脚本を担ったハンプトン・ファンチャーと、『グリーン・ランタン』やドラマ『HEROES』のマイケル・グリーンが脚本を共同執筆する。
クランクインは7月を予定しており、『ショーシャンクの空に』『ノーカントリー』『トゥルー・グリット』などを手がけた名匠ロジャー・ディーキンスが撮影監督を務める。