Twitter/Leslie Jones
リオデジャネイロ五輪に世界中が沸いているが、この人は観戦スタイルでネットを盛り上げている。リブート版『ゴーストバスターズ』でゴーストの追跡係パティを演じたコメディエンヌのレスリー・ジョーンズだ。
ジョーンズは開会式前に、星条旗をモチーフにした服を着用し、さらに国旗を背負って躍る動画を「オリンピック! 準備はできてるよ!」というメッセージ付きでTwitterに投稿。これを皮切りに、テレビとラップトップの二台体勢で二種目を同時に観戦しながら「YEAH! USA! USA!」と応援や実況をしたり、テレビに向かって「行けぇぇぇ!」と絶叫する様子などを次々公開した。翌日には画面をさらに4分割したり、「全部の競技を見るにはテレビが5ついるわ!」とデバイスの増強をほのめかしたり、と自国の選手の活躍を余すことなく見たい、という執念を見せつけた。
とどまるところを知らない彼女の五輪熱に、「あなたの動画と一緒に中継を見るのが楽しすぎる!」「最高だね。オリンピックなんて興味なかったけど、あなたの動画で見るようになっちゃったよ」といったコメントが殺到。愛国心を刺激された人も続出し、まるでジョーンズが団長を務める一大応援団のような様相を呈し始めた。
ここに目を付けたのが、ジミー・ファロンがホストを務める「Late Night with Jimmy Fallon」などのヒット番組のプロデューサー、マイケル・ショーメーカーだ。ショーメーカーはNBCのエグゼクティブプロデューサー、ジム・ベルに宛てて、「レスリー・ジョーンズをリオに連れて行ってマイクを持たせてくれよ。アメリカの金メダル獲得率と視聴率は3割増しだよ」とツイート。ベルは「OK。レスリー・ジョーンズ、あなたを正式にリオに招待します。来てくれますか?」と即断即決。
ジョーンズはこのオファーに飛びつくかと思いきや、「行くべき? うーん」と、意外にも尻込みをしているようだ。「当たり前だよ! 絶対行くべき!」「どれほどあなたに行ってほしいとみんなが思ってるかわかってる? 今すぐ決断して!」と背中を押すリプライが多く寄せられているが、彼女はリオ行きを受諾するのだろうか。