今年7月、連れ立ってビバリーヒルズへ買い物に出かけたブラッド・ピットと長男マドックス
写真:FameFlynet/アフロ
児童虐待疑惑でロサンゼルスの児童福祉局による調査を受けていたブラッド・ピット。TMZによると、米国時間9日、同局は虐待の事実はなかったとする調査結果に達したようだ。
アンジェリーナ・ジョリーが離婚を申請する引き金となったのは、ピットによる長男マドックスへの暴力行為だった。マドックスはプライベートジェットの機内で両親が口論となった際、母親であるジョリーをかばうため、2人の間に割って入った。ピットは「引っ込んでろ」と怒鳴った上、マドックスを突き飛ばしたと目撃者は証言している。
この証言を元に児童福祉局が介入。約1カ月半に及ぶ徹底的な調査の結果、ピットはいかなる児童虐待も関与していないと結論づけた。
ジョリーは離婚を申請する書類の中で、6人の子どもたちの単独親権を要求。ピットはこれに反発し、共同親権を求めていたが、7日にジョリーの代理人が親権に関する合意に達したと発表していた。その内容はジョリーが親権を持ち、ピットと子どもたちはセラピーでの面会を続けるというものだった。しかし今回、児童虐待疑惑が払拭されたことで、ピットが再び共同親権の申し立てを行う可能性が出てきた。カリフォルニア州の判事は、ピットの主張を支持しているという。