父・三田村邦彦と初の親子共演「演技のキャッチボールができました」 Page 1
16人もの死者を出した「平成16年7月新潟・福島豪雨」。
被害を受けた新潟県燕市を舞台に、家族の突然の死、受容、再生を描いた映画『アノソラノアオ』が公開されます。
主人公・陽介を演じたのは、中山麻聖さん。
セリフが極端に少ない中、母の死に向き合うという難しい役どころを演じた、中山さんの取材の模様をお届けします。
なかやま・ませい
★88年12月24日生まれ、東京都出身。映画「機関車先生」(04年)でデビュー。代表作に『ごくせん THE MOVIE』(09年)、大河ドラマ『篤姫』(08年)、『江~姫たちの戦国~』(11年)などテレビドラマ、舞台等で活躍中。
映画『アノソラノアオ』
監督/ナシモトタオ
3月31日(土)よりユーロスペースほか全国順次ロードショー
(c) 2012「アノソラノアオ」製作委員会.
(公式サイト)http://anosoranoao.com/
(あらすじ)
幼い頃、水害で母を亡くした陽介(中山麻聖)は専門学校で映画を学んでいる。陽介は撮影中、川の事故で仲間が命を落としたことがきっかけで、幼き自分と対峙することになる。水害のあったあの日、あの時の自分の幻影を目にして、いまだ母の死を受け入れることのできない自分に気づく……。