別冊マーガレット(集英社)で連載された恋愛バイブル不朽の名作「イタズラなKiss」とは
別冊マーガレット(集英社)で1990年~99年に連載されて大人気となり、今でも多く
のファンに支持されていが再び17年ぶりにドラマで戻って来た。その名も「イタズラなKiss〜Love
in TOKYO」。
IQ200の天才・入江直樹を演じる古川雄輝(25)が新たな“イタキス”を語る。
―原作は読みましたか?
もちろんです。役で分からないところは、原作を読み返しながら参考にするようにしました。新しいものを作るという想いで入江くんを自分なりに表現しようと思い、影響されない様にドラマのイタキスは韓国版を少し見ただけなんです。ドラマでも日本版、韓国版、台湾版を見られた方はもちろん比べながら見ると思いますし、見た事がない人もタイトルに“Love
in TOKYO”と、入っているので新鮮な気持ちで見ていただければと思います。
―IQ200の入江くんを演じるにあたって特に意識したところはどこですか?
入江くんは全てに関して完璧で、見てくれている皆さんの理想期待値が高い役柄なので今まで気にした事がなかったカメラワークとか、どうやったら入江くんっぽく見えるか細かく意識しましたね。無表情なままの声を出さない動作だけが多いんですよ。ポケットに手を突っ込んで、目線を少し加えるだけで意味を持たせてしまうからタイミングが難しかったです。現場の雰囲気というものも毎回違うし、最初は緊張しましたね。
―古川さんと入江くんが似ている部分ってありますか?
英語を話すシーンがいくつかあるんですけど、僕は7歳から19歳までカナダとニューヨークに住んでいたので似ている部分が多いですね。あとは、入江くんは身長が178cmで僕は180cmなんです。ちなみに僕の家族も身長が大きくて、弟が183で父が188あるんですよ。
―好きなタイプは?
僕よりも精神的に年上の女性ですね。年齢は年上でも年下でもどっちでも良くてプラスその人独特のその人しかない雰囲気とかオーラを持っている人です。今回の共演者だったら西村知美さんの独特な雰囲気やオーラに惹かれますね。
―今まで一番ビックリした事って何ですか?
今、俳優をやっている事ですね。ホリプロの企画で各大学のミスターを集めて50周年記念として行ったオーディションがきっかけなんですけど、僕がちょうど大学3年生でミスター慶応に選ばれたんですよ。就職活動しながらも将来に悩んでいる時期だったんですよね。初めて演技をした時におもしろくてコレを職業に出来たらいいなって思って。自分から初めてやりたいなって思った職業が見つかり、俳優の道に入ったんですよ。
―俳優を始めてみてどうですか?
一番良かったなって思ったのは、親孝行できることですかね。照れくさくてなかなかできないですけど、自分が作品に出て親が見るとやっぱり喜んでもらえるから良かったと思います。そして、生涯出来る職業だからいいと思いました。唯一自分の中で決まっていたのが“命をかけてできて一生やれる職業に就きたい”と、思ってそれだけは学生の時に決まっていたんですよ。だからそういう意味で良かったなと思っています。
―今後の目標や、目指している俳優さんはいますか?
僕は英語が話せるので海外でも作品に関わっていきたいです。例えば、渡辺謙さんのように海外でも活躍できるようになりたいです。同時に役者として目指しているのが、その場の雰囲気やその現場にある物で瞬時にお芝居を変えられたり、何か言われたらスっと変えられる人って凄く頭の回転が速いと思うんですよ。実際に共演したそういう俳優さんは佐々木蔵之介さん。凄く頭の回転が速くて賢い俳優さんなのでそういう風になりたいなっていう思いはありますね。
―初めてのキスシーンはどうでしたか?
僕以上に琴子役の穂香ちゃんが緊張していたので、僕と10個も違う15歳なので僕が緊張する訳にはいかないし一歩リードしてやろうと思って挑みました。入江くんが琴子に雨の中キスする原作でも有名なシーンなんですけど、撮影だから意図的に雨を降らせる準備をするじゃないですか。当日、ちょうど朝から嵐がきて雨の中の撮影になりました。
―自分の中でイタズラなKissというのは何かありましたか?
このドラマで、でしょうか。普通に考えたら10歳年下とキスをすることはあまりないので…。逆に上だったら何歳でもいいと思います(笑)。
―はじめてのキスはいつですか?
…秘密です(笑)。
「イタズラなKiss~Love
in TOKYO <ディレクターズ・カット版>」
DVD-BOX1、2 発売中 (各12,600 円)
DVD
vol.1~10 レンタル中
発売元:「イタズラなKiss~Love
in TOKYO」製作委員会
販売元:エスピーオー
原作:多田かおる「イタズラなKiss」Ⓒ多田かおる/ミナトプロ・エムズ
Ⓒ「イタズラなKiss~Love
in TOKYO」製作委員会
※ジャケット写真 差し込み