ー今回の『奇妙な恋の物語』に出演が決まったときの感想は?
「SFチックというか、魔法使いとか、そういった物語が好きなので、エスパーの役をできると聞いて嬉しかったです。どんな話になるんだろうと楽しみでした」
ーこの作品の見どころはどこだと思いますか?
「サークル内の4人の気持ちの交差もありますし、私自身ループする話が好きなのでそこも見どころだと思います。あとは私が演じる奈々の心情の変化に注目して頂きたいですね」
ー女性ファンの方々に特に見てもらいたいところなどありますか?
「真知子先輩に負けない(私が演じる)奈々の心を見て欲しいです。ああいう積極的な女性っていると思うんですけど、そんな女性にも負けない心というか。女性の視点で見るとそこもそうですし、あとは自分の想いを伝えたいという強さですかね」
ーコンプレックスから人に対して積極的になれない奈々に対して、山本さんが背中を押したくなるシーンはありましたか?
「最初の怒られているシーンは、私だったら言い返すのになと思いました。あんなに強くバンと当たられたら、私だったら『痛いじゃないですか』って言っちゃうなと(笑)」
ー撮影中に4人の中であったハプニングやエピソードなどあったら教えてください。
「酔っぱらう芝居があったのですが、真知子先輩が魚にかじりついたり、健に枝豆投げつけたりとか。私は泣き上戸にしようと思って『えーん』と演じていたら本当に涙が溢れだしてしまって。皆本当に酔っぱらっているみたいでした(笑)」
ー山本さんは酔うシーンははじめでしたか?
「あんなに酔っぱらうシーンは初めてでした。テンションが高くって大学生の飲み会みたいでしたね」
ー今回のキャラクター“奈々”は、山本さんに似ている点、似てない点はありますか?
「似てる点が分からなくて。似てないところは引っ込み思案だったり、自分を出せないところです。正反対かと思います。でも、自分の気持ちをちゃんと伝えようとする奈々は私よりも全然強いと思います」
ー今回の作品をどんな人に観てもらいたいですか?
「色んな人に観てもらいたいのですが、恋に自信がないというか、奥手な方は特に観てもらいたいなと思います。でも本当に奈々だけじゃなくて真知子タイプ、健タイプ、康之タイプと色んな人がいるので、幅広い人に楽しんでいただけたらうれしいですね」