英キャサリン妃はセキュリティー上の懸念があることから、出産後に両親の元へ滞在しないようにと忠告を受けてしまった。
出産後にキャサリン妃が両親のキャロルさんとマイケルさんの住むバークシャー州バックルベリーにある485万ポンド(約7億3000万円)相当のミドルトン宅で過ごすことで、キャサリン妃とロイヤル・ベビーの身を危険にさらすだけでなく、その実家に対する警護費用がかさむことで、イギリス国民にとって「何百、何千ポンド」もの莫大な税金の無駄遣いになってしまうと、故ダイアナ元妃の王室護衛官を務めた経験があるケン・ウォーフ氏がキャサリン妃に警告したという。
ケンはロンドン・イブニング・スタンダード紙に「このセキュリティー作戦を1週間だけ想定したとしても、コスト面で何百、何千ポンドもかかってしまいます。ケイトの滞在という以上に、何百万という納税者を直撃してしまうのです」と語った。 以前の報道によれば、31歳のキャサリン妃は育児のために出産後6週間は実家に戻ることを考えていたようだ。
故ダイアナ元妃が1997年に死去するまで長年に渡ってセキュリティー担当を務めていたウォーフ氏は、出産後は実家に戻る代わりにエリザベス女王が勧めている通り、英王室の離宮であるバルモラル城で同い年で31歳のウィリアム王子と共に過ごしたほうがよいとも感じているようだ。