テレンス・スタンプがティム・バートン監督最新作『ビッグ・アイズ』のキャスト陣に加わった。先日にはジェイソン・シュワルツマンがキャスティングされたばかりだが、本作にはすでにクリストフ・ヴァルツ、エイミー・アダムス、クリステン・リッター 、ダニー・ヒューストンなどの出演が決まっている。
本作は、1950年代から1960年代にかけて大きくクリクリとした目の子供たちを描いたアートワーク作品を手掛けて一躍人気となったウォルター&マーガレット・キーン夫妻を主人公にした実話を基にしていて、クリストフとエイミーがそれぞれウォルターとマーガレットを演じることになっている。アート界で一大旋風を巻き起こしたキーン夫妻だったがその関係はこじれ、ウォルターがイラストの名義は自分のものだと主張したことで裁判沙汰に発展した結果、実際に全ての絵を描いていたのはマーガレットだったことが立証されている。
そんなテレンスは今回、ニューヨーク・タイムズ紙で美術評論家を務め、主人公ウォルターの成功に苛立つジョン・カナデイ役を演じる予定だ。