8月10日、自由劇場(東京都港区・浜松町)において劇団四季のミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』<エルサレム・バージョン>が初日を迎えた。
1971年ブロードウェイにて初演された本作は、イエス=キリストが十字架にかけられるまでの最後の七日間を、ロックの旋律で綴ったミュージカル。作曲は『オペラ座の怪人』『キャッツ』で知られるアンドリュー・ロイド=ウェバー、作詞は『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』などを手掛けるティム・ライスで、いまやミュージカル界の大御所である2人が、20代のときに手掛けた名作だ。
劇団四季では、浅利慶太による2つのオリジナル演出[<ジャポネスク・バージョン>(1973年初演)/<エルサレム・バージョン>(1976年初演)]で長年上演。今回上演を行うエルサレム・バージョンは、急傾斜舞台を用いて、イスラエルの荒野を表現している。
『ジーザス・クライスト=スーパースター』<エルサレム・バージョン>東京公演は、8月24日の千秋楽公演分まで全席完売しているが、29日の東京・八王子公演を皮切りに、全国53都市68公演の全国ツアー公演が実施される。詳細は劇団四季オフィシャルウェブサイト(https://www.shiki.jp/)にて。