アップ2アップガールズ(仮)が、12月5日、ポニーキャニオン本社イベントスペースにてDVD『上々少女’s』の発売記念イベントを開催。それに先だって行われた記者会見では、サプライズで栃木・陸上自衛隊宇都宮駐屯地にて教練体験を行うことが発表された。
12月3日に全3巻発売されたDVD『上々少女’s』は、2012年から2014年までの、3年間のアプガの夏の記録が収録された作品。会見では、メンバーそれぞれがDVDの見どころを語っていき、仙石みなみは「私たちがライブ戦ってるの姿やオフの姿が見れる、私たちの生き様を映してる」と作品を紹介。さらに「1巻では、スーパー銭湯にメンバー7人で入って、ほんとに初めて裸の付き合いをしたことも入ってます。お風呂の中のシーンはないですけど、ケータイを持ってたメンバーがいて、中で撮った写真、私持ってます」と驚きの発言も飛び出した。
佐藤綾乃は、「毎年私たちの戦いがレベルアップしてる。その姿を見てほしいです」と答え、現在は「腹筋を割りたくて、食と戦っています」と続けた。そして記者からのリクエストで佐藤は腹筋を披露。「アプガの戦闘心を一番伝えられるのが私のボディだと思っているので、アイドルと言うよりは、格闘に向かう精神という気持ちで鍛えてます」と、アイドルの枠を越えた、リアルファイトも辞さない心構えを見せた。
そして、アプガの陸上自衛隊宇都宮駐屯地での教練体験がサプライズで発表される流れとなった。陸上自衛隊宇都宮駐屯地から『駐屯地年忘れ大会』ライブ参加のオファーがあり、アプガのスタッフサイドから、ライブ参加だけでなく陸上自衛隊への教練体験を希望したことが明かされた。常に戦闘的なライブが代名詞のアプガだけに、自衛隊での教練体験をとおして、自らのライブに必要なものが学べる絶好の機会である(当イベントの日程は非公開となっている)。
慌てるメンバーもいれば、森咲樹は「ほんとに走るの苦手」と走る方の陸上と間違えたりと混乱状態。その中でも活き活きとした目の仙石は、「アプガは普段から戦闘的なアイドルと言ってたので、ジャングルとか無人島に7人で飛ばされて無事に生きて帰ってこれるか?くらいのサバイバル体験をしたいって野望を持っていたんです。それに一歩近づけてすごくうれしいです」と、自衛隊での教練体験に意欲を燃やした。
その後に行われたイベントでは、「アッパーカット!」「Going my ↑」と言ったナンバーをライブパフォーマンス。トークコーナーでは、DVDに収められた森のすっぴん映像に笑いが起こり、佐保明梨は「このあとの古川(小夏)が洗面所で衣装を洗濯してる顔がヤバい」と、古川の顔まねを披露しさらなる爆笑が巻き起こった。
DVD『上々少女’s』は、新井愛瞳が「笑いあり涙あり鼻血あり、その他諸々入ってます。アプガの過去を知っても嫌いにならないでほしい(笑)」と語るほど、アプガの濃密な3年間の戦いがたっぷりと詰まった内容となっているので必見だ。