image

被災地・仙台に開設も…何でも相談できる「24時間営業」の駆け込み寺!

7月25日、日本財団は一般社団法人「日本駆け込み寺」の設立会見で年内に被災地・仙台に相談所を開設へ動き出したことを明らかにした。

この組織は、新宿・歌舞伎町で家庭内暴力や引きこもりなど“よろず相談”に応じてきたNPO法人「新宿歌舞伎町駆けこみ寺」を全国展開すべく組織替えしたもの。そこでの9年間の経験から、代表の玄秀盛氏(55)が、東日本大震災で悩める人たちへの力になるべく立ちあがった形だ。

これまでもそれぞれ専門の相談に乗る団体は存在したが、何でも相談にのってくれる団体は多くなかった。被災地で厳しい生活を余儀なくされている人たちの幅広い悩みに対応すべく、24時間態勢での運営を視野に入れているという。

会見で玄代表は「全国展開の第一歩として仙台に駆け込み寺を設置したい。そのための調査も開始している」と意欲を語っている。また協力を申し出た日本財団の笹川陽平会長も「民の力で支えていきたい」と呼びかけた。支援の輪は確実に広がっているようだ――。

 

関連カテゴリー:
関連タグ: