俳優・阿部寛()、栗山千明()が出演する舞台『道元の冒険』の公開稽古が6日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンにて行われ、その後、演出家・蜷川幸雄(72)を交え、フォトセッションを行った。同作は、曹洞宗の開祖・道元の苦悩や傲慢を多彩な劇中歌とユーモア溢れる言葉遊びとともに描いたもの。栗山は今回が初舞台。蜷川は「初めて歌を聴いたときはキャスティングミスかと思ったけど、芝居がきりっとしていていい」と太鼓判を押した。栗山は「早着替えをして焦りながら舞台上に登場したりするなどテレビにはない感覚を楽しめる。坊主姿も似合っていると思います」とコメントした。
(撮影・河崎文雄)