第21回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品された『ブタがいた教室』が10月25日、都内で初上映され、主演の妻夫木聡(27)らが舞台挨拶を行った。クラスでブタを飼育し、食べることで命の学習をしようと取り組んだ新米教師役の妻夫木は「主役は子どもたち。うそのない彼らの表情を見てほしい」とPRした。また質疑応答コーナーでは、後輩俳優・松山ケンイチ(23)が観客になりすまし「教室と職員室では演技が違いますが?」と鋭く質問。所属事務所の先輩でもある妻夫木は「まさか後輩にダメ出しされるとは」と苦笑いしていたが「子供たちに教師としてどう伝えるかを考えた」と答え、松山を納得させていた。
(撮影・横山孝行)