6日(日)、ミュージカル『ウィキッド』東京公演(汐留・電通四季劇場[海])が千秋楽を迎えた。
千秋楽公演のカーテンコールでは、出演者代表で“オズの魔法使い”役の飯野おさみから、「これほど長きにわたり上演を続けてこられましたのも、何よりお客様一人ひとりの温かいご支援があったからこそ、出演者・スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです」と来場者にむけて挨拶が述べられ、ダンサーたちが「エメラルドシティ」の曲にのり、華やかなダンスが繰り広げられた。最後に“善い魔女グリンダ”と“悪い魔女エルファバ”が、劇中曲「あなたを忘れない」を特別バージョンで披露。
満席の客席からは、大きな拍手が鳴り止まず、会場は大きな歓声と涙に包まれた。
日本初演となった今回の『ウィキッド』東京公演。千秋楽までの公演回数は789回、総入場者数は約80万人。上演期間は2年3ヶ月となり、電通四季劇場[海]における最長ロングラン記録を達成した。
東京公演終了後は、10月11日(日)より大阪四季劇場での上演が決定。なお、電通四季劇場[海]での次回作としては、ミュージカル『アイーダ』が10月3日(土)より開幕予定となっている。