俳優の松山ケンイチ(24)が主演する映画『カムイ外伝』が19日、初日を迎え、都内で松山ら主要キャストが舞台挨拶を行った。松山は、激しいアクション・シーンが満載だった撮影を振り返り、「自分のケガで撮影を中断させてしまい、長い時間がかかってしまった。今日こうして公開できて本当に嬉しいです」と感慨深い様子だった。松山との交際が報じられたヒロイン役の小雪は、ツーショットを避けるためか共演の伊藤英明(34)を挟む形で登壇。「アクションは初めての経験でした。年を重ねてから新しいことにチャレンジし、それを克服していくことは素晴らしいです」と語った。小林薫(58)は崔洋一監督(60)の熱の入った演出を説明。「魚のスズキを200匹空輸して本物を使ったんですけど、すごいのは崔監督がその“スズキさん”にまで『ちゃんと演技しろ!』『さっきはできたのに!!』と怒鳴っていたこと」と話し、崔監督は手を振って否定。会場を沸かせた。(撮影:河崎文雄)